「煌く青春の一端」劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
煌く青春の一端
原作もアニメ本編も見てないけど、リズと青い鳥をとても気に入ったので鑑賞。
主人公の久美子が二年生になってからの一年間を描く。新入生の扱いに苦労し、部員との距離が近づき遠ざかり、コンクール目指して部活していく…と。
正直な感想は「なんかもったいない」に尽きる。人間関係が話のメインの割にはテンポよくサクサク進みすぎたように見えたからだ。
また、リズと青い鳥では魔境にいるのかと錯覚させる過敏な情景描写に心を奪われたのに、本作ではかなりストレートな伝え方に終止していたのも少し残念。
とはいえ、決して出来が悪かった訳でなく、もっとよくなったろうに(もったいない)というのが主なところ。
たとえば、恋愛関連はかなり丁寧で、ニヤニヤしながら見ることができる。満足。部員ひとりひとりの個性の出し方などは言うに及ばず。
雨の中の独白なんか最高でしたよ…
だから、全体としては綺麗にまとまっているし、観ている途中でもったいないなんて思う隙は一切なかった。
ファンはどう思うかわからないけど、初見なら楽しめて、原作やアニメも見てみようかな?と興味を持つくらいには楽しめるはず!
オススメはリズと青い鳥!
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