劇場公開日 2018年6月8日

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「言葉の優しさは人を傷つける」家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0言葉の優しさは人を傷つける

2020年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

毎度おなじみパターン、タイトルがイイネってやつです。これ系は見たくなりますよね。

やっぱり、タイトルからも感じていたけど4月に見た「酔うと化け物になる父が辛い」に似てるわ。
死によって生を学ぶというかね。

若い女性を妻に持つバツイチのジュン(安田顕)は、とある日家に帰ると妻のチエ(榮倉奈々)が死んだフリをしていた...。

元がYahoo知恵袋?に投稿されたものらしく、それがコミックエッセイ化され映画になったと。
だからということもあってか、かなり無理がある。
どうにかこうにか長く伸ばそうと頑張る制作陣の心が読める。

安田顕の声がやっぱりいいですね。
小声で話した時にガサガサっと掠れる感じ、好きです。
大人の男って雰囲気ありますわ。

よくそんなにネタあるなってくらい死んだフリのレパートリーが幅広いですww
1番の見どころですね。私は銀行強盗が好きですw

品川徹がまたいい味出してるんですよ。
結構この人が映画を綺麗にまとめている気がする。

無理あるなって特に感じたのは佐野夫婦の話。
そんなに深く掘り下げられてもないのに、展開があっさり。急にくる。しんみりさせるにはもっと濃くする必要がありますね

お城もいったかな。
結局何を伝えたかったんだろうか。

そして編集ベタ。
音楽無駄に大きくて、スローモーションにする場所がよく分かんない。とりあえずやってる感。

結婚は簡単じゃない。
理想のかけ離れることもあるし、すれ違うこともある。それを乗り越えるのが夫婦ってもんだろとか言うけど、乗り越えられないことだってある。
だけど、そんなに無理をする必要はないんだよ。
夫婦って毎日会うからね。

コミックエッセイを美しく映画化するには、まだまだ技術が必要ですかね。

サプライズ