ポルノグラフィア 本当に美しい少女のレビュー・感想・評価
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ネタバレしてから観ないと訳がわからなくなるかも…
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深く考えずに観ると退屈なのですが
フレデリクが過去を告白する辺りからハッ!と。
観終わって後からじわじわ来ます。ヨーロッパ映画らしい。
自分なりに考えた勝手な見解を書きます。
・最後の台詞の意味
フレデリクはヘニアに自分が見捨てた娘の存在を重ねていた。
「光る石を目印にして収容所から逃げてきてくれ(童話『ヘンゼルとグレーテル』のようなイメージ)」
とも受け取れる。(これが評価のポイント。切ない。)
・若さゆえの残酷さ
ヘニアの婚約者が死ぬ意味。ぜんぜん違うのに『ベニスに死す』を思い出してしまった。でも結果的にヘニアが翻弄したとも取れるのでこれもアリかと…。
実際にジャガイモの山にヘニアが座っているシーンで不吉なモノを感じたし…。沢山の骸骨の上にいる!と錯覚してしまった。
時には吐き気のする描写もあるので繊細な方はお控えください。
自分は本作は大好きでは無いのですが、ずっと観る機会を心待にしていたのと、誰もレビューされていないので投稿してみました。
メッセージ性を踏まえて★5が与えられる映画だと思っています。
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