あなた、そこにいてくれますかのレビュー・感想・評価
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過去の自分と未来の自分
貰った薬を一錠飲むと、過去の自分に会えることになり、30年間をトレースするが、極力、今の人間関係を崩したくない、というのがミソ。
このタイプの映画は韓国の得意とするところで、投げかけられる謎を追いかけながら涙することに。
貴方は彼女の愛を、貴方は娘の愛をくれました。
カンボジアにて医療ボランティアをする韓国医師が現地にて20分間タイムスリップ出来ちゃう薬を貰い30年前の願いを叶えようとする話。
ってか映画comさん。あらすじ書き過ぎです。カギになる人物書いちゃってますので文脈を観ない方が断然面白いです。
現在(2015年)の主人公と過去(1985年)の主人公が交わる訳だが、お互いの時代に隠された部分があり、交わる事により真実が見えてくる内容。
ただ過去を変えに行っている訳でも無い。普通ならば昔の好きな人を過去に行って幸せにすれば良い話なのだが、現在の主人公もワケありなのでそうもいかない。
現在の主人公と過去の主人公。お互い葛藤しながらも愛する人の為を想い行動していく。
運命のセーフ、アウトのラインギリギリを攻めてくる。
中盤のセリフ「大事なのはストーリーだ」が上手いアクセントに。
「あなた、そこにいてくれますか」は良く付けたタイトルだと思った。
「あなた」と少し対象人物をボカし、あの3人をポスターにするウマさ。
そしてポスターを良い意味で裏切るエンディング。
主人公2人ですのでキチンと時系列行動を頭の中で整理しないと、勘違いにて微妙とか言い出しそうな人もいそうです。
1+1=3の様なハッピーエンド。
面白い人生ストーリーでした。
究極の選択
ただただ涙・・・・・。
主人公の心を引き裂かれるような選択を思うと、
胸が締め付けられる。
設定としてはありがちで、陳腐と言ってもいい。
単純にハッピーエンド、
もしくはちょっと捻って残念というのはありがち。
だが、この場合はスアとヨナとの究極の選択!
娘を持たぬ方々には、なかなか理解してもらえまい。
娘がどれだけの存在か。
スアを選択したのはよく理解できるし、
ヨナを傷つけ手放した痛みは想像して余りある・・・。
親友のおかげでこぎつけた少しだけのハッピーエンド。
ちょっとだけほっこり心温まった。
できうることなら、映画館で心行くまで泣きたかった。
タバコは心の底から嫌いなので、その分ー0.5.
骨太のラブストーリー!
日本じゃチープな作品になるのが目にみえているようなストーリーだが、骨太な作品に仕上がっていた。日本の作品、役者みたいにスカしていない。本気で生きてるのがみえるからしっかりした作品になっている。どうしてこんなに日韓で差がついてしまったのか…
何度も見たいし、その世界に浸っていたくなる映画
話はスピーディに進み、常に興奮させてくれます。全く飽きずに見れます。最後はあー、終わっちゃう〜、もっと見ていたい、と寂しくなりますが、見た後はスッキリした気持ちにさせてくれる映画。
本当にオススメです。
タイムトラベルメロドラマ!
誰にもある人生の後悔。
あの時にあの場所戻ってやりなおせたら〜〜
そんな思いを叶える薬を手にした男が
30年の時を超えて若き自分自身に会いに行くドラマだけど
新しいなあ〜と思ったのは
若き日の自分の叶えたい事と
30年後の自分の叶えたかった事とが微妙に食い違ってる事。
この違いをどうやって埋めるのか?
その部分が見どころでもあるのだけど
この映画では、映画らしい結末になってますが…
過去の自分から未来の自分へメッセージを伝える方法が
ああ、どっかで見た事あるわ〜(笑)
「LOOPER ルーパー」とか「アバウトタイム」的な
香りもするけどよくできた楽しい作品です。
人生をやりなおせたら〜
と誰もが思うけれど、もしもやり直せたとしても
そのやり直した人生が必ずしも確実に幸せとは限らない〜
ある程度の長さの人生を生きてくると
後悔もあるけど、あの時あんな素晴らしいこともあった。
後悔をひとつ解決する事で
別の素晴らしい思い出も全て無くなってしまうとしたら〜〜
結局普通の人の人生は凸凹を均せば、
そんなに悪くないのかな〜〜
韓流ブームのきっかけの「冬ソナ」に代表される様に
今でも韓国映画では大人のための良い感じのメロドラマが作られる。
隣国同士、こう言う映画を通じてもっと身近に感じられたらな〜
もう一度観るなら?「無料の地上波放送を待つ」
最近の韓国映画は
最近の韓国映画は、ラストが変わってきましたね。
これまで不幸で終わる・・・・のが定番のような気がしていましたが、最近のものはgoodです。
落ち着いた感じの韓国映画の王道。
なかなかひねりもあって、笑いもあり、感動的ですね。
お勧めの映画です。
今と過去を行き来し、未来を変えてゆく。
医者である主人公は、過去に大切な人をなくしていた。しかし、少しの間だけ過去にもどることごできる薬で30年前まで遡り、自分の未来を変えようとするが...。過去を変えると、今いる自分の世界の状況が変わってしまう。過去との自分と力を合わせ、誰も悲しまずに済むラストを目指していく、とてもいい映画だった。
普通に誰でも楽しめると思うし、程よく感動できる、そんな内容だった。
自分自身と利害が衝突するとき
あのときああしてたら、という後悔は誰にでもあると思われる。タイムトリップものではそういった点が主眼になることも多い。本作ではそのことにより過去の自分との利害衝突が生じているのが面白く感じた。主人公は医師であり、医療ドラマの側面もある。冒頭からして、兎唇の子の治療のため敢えてカンボジアに残るというエピソードを示し、主人公の医師としての資質を示している。
また、シリアスになりがちなストーリーにコメディの要素を吹きこむ友人のテホがたまらなく魅力的だ。電報が来るシーンでまたもお約束的に彼女との時間を妨害されるシーンでは思わず笑ってしまった。
自分の体に痕跡を残し、時空を超える「友人」へメッセージを伝える、というのは「君の名は」でも見られるプロットでこれもお約束といえばお約束である。
総じて、韓国的ロマンティシズムと相まって批評に楽しめる映画であった。
サスペンスありタイムトラベルありのラブロマンス
カンボジアで人命救助をした医師のスヒョンが、住民からお礼にもらったのは、過去にさかのぼって会いたい人に20分だけ会うことができる薬だった
タイムトラベルものの恋愛映画でありつつ、話が二転三転して先の展開がわからないサスペンス色もある話だった
恋愛だけじゃなく、家族のあり方や、友情もあって、最後には、ホロっとさせるし、飽きさせないストーリー展開だった
韓国映画らしい鋭さがない点が私にはちょっと物足りなかったけど、ファンタジーとか、ほんわかした恋愛モノが好きな人にはいけると思う
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