「長い旅路の果てに」少女ファニーと運命の旅 Sasaponさんの映画レビュー(感想・評価)
長い旅路の果てに
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この話は実話だそうです。
エンドロールにご本人が映像で映されたとき、あの小さな女の子が激動の時代を生き抜いたのだと、胸が熱くなりました。
スクリーンの中のファニーは、確かにそこにいて、幸せそうに笑っていました。
生きるか死ぬかの瀬戸際で、13才の少女が、葛藤しながらも、仲間の命を知恵と勇気でつなぎ止めました。
苦しく長い旅路の果てには、スイス亡命という未来がありました。
命がけの運命の旅は、悲しく辛いことが多く、彼等自身の中にもユダヤ人に生まれたことへの疑問もあったと思います。
終戦の季節には、悲しい歴史を思い出すことで、今をいきる私たちができることが何か思い起こさせてくれる作品です。
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