「田舎者の盗賊集団」レイルロード・タイガー kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
田舎者の盗賊集団
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登場人物の紹介があるけど、キャラが多すぎて一回じゃ覚えきれません。鉄道博物館からアニメーションへと変化する冒頭が良かっただけに残念な序盤となりました。
列車強盗団飛虎(フェイフゥ)=普段は荷運び屋の親方ジャッキー・チェン。殺された八路軍兵士の「3日以内に橋を爆破せよ」との伝言を言付かるが、八路軍がどこにいるかもわからないため、自分たちで大橋爆破することを決意する。しかし、爆薬というものもわかってない素人集団。とりあえずは日本軍から爆薬を盗み出すのだった。最初の計画はあっけなく失敗、さらに護送列車からの脱出劇。盗賊団のシンパでもある駅長から軍用列車が通るとのメモを受け取り、その列車に爆薬があるはずだからと列車ごと爆破してしまおうという無謀な計画を立てるのだった。
全体的にはコミカルな作風で、京劇風の音楽も上手く使われてるかのように思えたのも前半だけ。人が死なない戦争映画かと思ってたら、敵も味方もどんどん殺されていき、音楽が全く合わなくなった。クライマックスでは模型を使った鉄道スペクタクルに妙にワクワクさせられ、素人集団万歳という感じで終わった。戦争の悲惨さとかはまったく感じないコメディ作品でした。
意味不明の由子憲兵隊長(誰?)がしつこいエロ隊長という感じだったり、「田舎者め!」を連発する池内博之が結構間抜けなキャラだけど、しぶとくカッコ良かったりするので楽しめる。チェン親子の活躍とか、お母さん役の人も良かったと思う。最後にアンディ・ラウが登場したのにはビックリ。
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