ターミネーター2 3Dのレビュー・感想・評価

なんの予備知識もなく、公開当時先行オールナイトで観た。
そのときに感じたカタルシスは強烈だった。
キャメロンこう来たか！
スターとなったシュワルツェネッガーをベビーフェイスとして、なんの矛盾もなく、そして彼の持ち味である朴訥とした演技を最高の形でアクションに添えることのできる設定。
そして最高の悪役のT1000。どうやっても倒せそうにない、恐ろしいほどに洗練された最強のヒールだ。
最高のSFアクションである。
わたしは、あまりの感動に席を立つことができず、同じ映画を朝まで3回観た。当時は入替制ではなかったのだよ。
この映画をリアルタイムで観ることができたこと、ジェームズキャメロンと同時代に生きていることに感謝した。

を3D化。
2Dでも3Dでも良かった。

一箇所だけ、病院から脱出するときにT1000を車で引きずるシーン。ここだけは当時から感じる。もっと何とかできただろう感を。

今作は小1の時親に夜更かしを許されゴールデン洋画劇場で人生初めて観た映画。
そこから衝撃を受け映画が好きになるきっかけになった。
劇場ではもう観ることはできないと思っていたがこの度3Dで戻ってきて念願の夢が叶った。
テレビや録画したビデオで何十回と観てきたはずなのに、ストーリーも熟知しているのにエンディングいろんな思いが駆け巡り泣いてしまった。
この企画を立ち上げてくれたスタッフに心から感謝します。

シリーズの中で一番好きな作品です。
流石に25年以上前の映画なので、CG等は陳腐に見えてしまう所はある。でもストーリー、アクションはやはり素晴らしい。
シュワちゃんがショットガンを片手で回転させながらリロードする所はホント好きw

91年公開当時、自分はまだ小学生だったので、劇場で観れてなかった。（テレビやレンタルビデオ、DVDでは何度も観たけれど）
今回、映画館で観れて良かった。

こんな事も出来るご時世になったなあ。

ターミネーターの中では、この作品がやっぱり好きで、懐かしさもあり3Dで公開というので鑑賞。
3Dじゃなくても面白いんだけど、なんかディテールが際立つ印象を受けた。
平面で観るよりは段差があるぶん細部が際立つというか…。
T1000の流動感とかもっと出るのかなあと思ったけど、そっちはそうでも無かった。

改めて思うのは、人物像を絡めた脚本が秀逸であり、悪役がカッコ良く描かれてる点だ。
こんなにまでピックアップしてたんだなと、改めて感心した。
母を慕う子供のいじらしさだったり、子供へ愛情より使命感を感じる母親であったり、サイボーグがお茶目な部分を醸し出してたり、実写とCGが明確であったからこそ感じた迫力ある画角だったり、とても満足！

3Dだから、より楽しいって事はなかったけど、スクリーンでまた観れるって事には大絶賛を贈りたい！

やっぱり3Dは疲れるけれど、もとが素晴らしく面白いからさすがな出来でした。ユニバーサルジャパンのターミネーターの延長の様な気がしたけど一瞬の切れ目もなく一気にラストまで突き進み何回見ても興奮する。大画面でも映像の古さはなく是非映画館の大画面で堪能してほしい一作。

ストーリーは過去に何度も観て知っていましたが、3Dがどんなものかと思い鑑賞しました。奥行感があり、中々良いとは思いましたが、字幕と映像の距離感があり、ピント調整がやや煩わしく感じました。まあそれは良いとして、残念なのは特別編では無かったことでマイナス1です。それでも再び大画面で観られたことは嬉しかったですね。

元々3Dで撮影していなかった作品にも関わらず映像が素晴らしかった。特に冒頭からの奥行感と映像の綺麗さは際立っていた。さすがキャメロン監督期待を裏切りません。鑑賞料以上のものを、見せてくれます。
当時リアルタイムで観ていた人達と今回劇場で初めて観る人達が半々位の感じでしたが、エンドロールが終わって照明が電灯するまで、だれ一人席を立たなかったのは、おそらく私の経験上初めての作品ではないかと思う。
これが作品の力なんでしょうね。
天才ジェームズキャメロン監督。

3Dである必要はあまりなかったけど、今の大作より全然面白いな、やっぱ。
特に、ロバートパトリックとリンダハミルトンの走りが感動ポイントなのは初見の時と変わらず。あの興奮を思い出した。ジェームズ・キャメロンにはアバターとかやらないで、もっとアクション映画でも撮って欲しかった。