「あけてくれ!」バスルーム 裸の2日間 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0あけてくれ!

2025年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

斬新

ドキドキ

2011年公開作品
スペイン映画

監督と脚本はダビ・トルエバ

原題『Madrid』

1987年
マドリード

カフェでタイプライターを使い原稿を書くスペインでは有名なジャーナリストのミゲル
書いているのは新聞のコラムだ
ジャーナリスト希望の学生アンヘラが教えを乞うためインタビューという形で訪ねてきた
アンヘラを留守中の友人ルイスの家に誘うミゲルは妻帯者
なんやかんやで二人は全裸のままバスルームから出られなくなる
バスルームのドアに物が挟まり開かなくなったのだ

それにしてもよく喋るジャーナリストだ
この内容で101分もたせる原動力
日本のジャーナリストならこの状況でこのくらい雄弁でいられるのはおそらく望月衣塑子くらいだろう

ずっと全裸だと飽きてくるので時折隠したりするバルベルデ

終盤キレるアンヘラだがキレるのはそこじゃないだろうと

全裸で男女がやることは一つだろうと思う人も少なからずいるだろうがそれはない

なんとなくだがウッディ・アレンの映画を観てるよう

配役
ジャーナリスト志望の学生のアンヘラにマリア・バルベルデ
著名なジャーナリストのミゲルにホセ・サクリスタン
バスルームを開けてくれた家の持ち主のルイスにラモン・フォンセレ

野川新栄
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