WE ARE Xのレビュー・感想・評価
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よかった
Xに興味があったこともなければCDを買った事もなく音楽も好んで聞きたいと思った事もなかったけど、大体のことが思い出され、詳しかったことが分かって驚いた。Xと共に人生を歩んでいたことに気づかされた。そして何よりドラマチックで面白い。『紅』をもっとじっくり聞きたかった。
ヨシキがヒデの自殺説を否定していて、首のストレッチをしていて間違ったと語っていたのだが、だとしたらあまりに悲しい事故だ。
吉田豪さんのラジオの音声が使われていたような気がして、クレジットを見ていたが発見できなかった。
小泉純一郎のことには触れていなかったが洗脳にはこってり触れていた。ヨシキとトシがタイジのお墓参りに行く時に、タイジの物真似をしながら歩いているのが微笑ましかった。みんないろいろあってもピュアなところは失っていないのだなと思った。
海外ミュージシャンがこぞって絶賛しているのは鵜呑みにしていいのかな。
日本の歴史
年齢層として自分はストライクゾーン
YOSIKIとToshiが元気が出るテレビでラーメン屋でヘビメタする みたいな出演してたり
修学旅行のバスで誰かがXの歌を歌うヤツがいたり
仲間にX好きがいたり
と自分の回りにXはいた。
しかし自分はその時Xよりもブルーハーツやリンドバーグが好きだったからXのことは知らないことが多かった
この映画で
自分がただ漠然と知ったかだったXJAPANについて知ることが出来た。
日本人なら自分みたいな人間でもXの存在は絶大って事が解るから
日本人が監督になってたらいろんなエピソードを入れたり ドヤって演出があったりして長い映画になってたのかもしれない。
外国の監督だからこそ削ぐ所は削いで無駄に長くしなかったのが良かったのかもしれない。
また この撮影チーム Xがそこまでスゴいバンドって知らないで撮り始めてる感じも見えてそれもまた面白い
自分はMVっぽい仕上がりになってるかと思っていましたが、音楽は一部だったりして。
あまりXを知らない自分はいっぱい音源を流して欲しかった。所が残念。
日本の音楽シーンにXJAPANは外せない存在なのであまり詳しくない人には勉強になると思う。
ガチなファンには結局知ってる事ばかりになってしまうのかな
温故知新 これにつきる映画やと思います。
良くも悪くもファンムービー?
10代からXJAPANにハマった一ファンなのですが、基本的に映画の内容はwikipedia等を観れば、ほとんどの事柄については山のように書かれており、そこそこXが好きなファンならば大抵の事は知っている内容です。
勿論、ファンと言う他人が書いているWEB記事と、本人達の口から映像を通して語られる言葉は重みが全く異なっているので一ファンとしては心を揺さぶられるシーンが多々ありました(私はhideのファンからXを知り、ファンになったので特に映画の後半部分は正直キツかったです)
新曲"La Venus"を含め曲の使い所も良く、ヴィジュアルをウリとするXを演出する加工映像(OP等)もデキが良くて満足のいく映画でした……ファンとしては(_ _)
しかし、コレを映画として捉えると正直どうなんだろう?と思うのが実情です。
ファンと言うフィルターを退けて観た時、それこそXに興味もなければ、歌も知らない人間が見ても恐らく面白くないと思います。
「興味がないヤツが観に行くような映画じゃないだろう?」と、言われればそうなのですが、それではあくまでもファン・ムービーであって、ドキュメンタリーではないのでは?
これからXを知りたい、と言う方よりも、ある程度のX結成以降の流れは知っているけど、深い内容までは知らないという方向けの映画………と、かなり狭い部分に向けている映画だと思います。
ドキュメンタリー映画好きな方には余りオススメできない、あくまでもファン・ムービーである、という点を踏まえて見ていただきたい映画です。
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