エビデンス　第6地区のレビュー・感想・評価

　ドキュメンタリー作品を撮ろうとする映画学校のライアン、友人のブレット、女友達アビーとアシュリーはロス郊外の山奥へとキャンプに出かけるが、不気味な呻き声や謎の黒い生物を目撃したため、もう一晩泊まったら帰ろうと計画を中断するが・・・

　ブレットを中心にしたヒューマン・ドキュメンタリー作品？もう、それ自体面白くない！というか、下手すればエロ動画になってしまいそうな雰囲気。ところが終盤には変人やらUMAやらゾンビ（？）やら、とんでもないドキュメンタリーとなってしまう。

　もうちょっとドキュメンタリーを撮る目的意識を明確にしてもらいたかったし、突然のこととは言え、謎の研究施設についてもうちょっとヒントをくれれば良かったなぁ。終盤の阿鼻叫喚シーンは好みなだけに残念。言ってみれば、『バイオハザード』のアンブレラ社に突入する特殊部隊に民間人の大学生たちが巻き込まれたような内容でした。