「かなりカルトな作品」パニック・ゾーン 制御不能 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
かなりカルトな作品
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アトランティック航空ニューヨーク行き最終便。管制官マルコム(マーク・ハミル)は退職前最後の仕事となった。前代未聞の嵐の中で何とか686便だけは飛び立った。
ガラガラの機内だったが、セックスのことしか頭にないバカップル、そして隣席の地理教師を嫌がってた割に気になるアランなどがいた。管制室では針路を勝手に変更した686便が気になって連絡を取ろうとするも応答なし。正体不明の新人スチュワード、武器商人マックスと二人の護衛、高価なツボを運ぼうとする商人、問題を起こして帰還する二人の兵士、親戚が過激派、問題ある乗客ばかりだったと判明し、コックピットではパイロットと副機長も殺されていた。
前半部分はとても緊張。誰が殺人犯?何の目的で?とハラハラドキドキだ。中盤からは管制室にスペシャルエージェントがやってきて、空軍によって旅客機を墜落させようとする動き。こいつら何を考えてるんだ!?そんな間にも武器商人の護衛が毒を盛られたり、CAが狂気に満ちた殺戮を繰り返したり・・・医者だって娘が軍事訓練で殺されたとかで怪しかったのに・・・
空軍パイロットだけは理性が働いていたようで、攻撃しませんと伝えてくる。結局は悪魔の呪いだったのか?みんな目がおかしいぞ・・・といった展開だ。
いや、でも、ここからパイロット一家に育ったCAが管制官と連絡を取り合って不時着する旅客機ものによくあるクライマックスになるのだろう~などと気軽に見ていたら・・・なんと・・・凄い終わり方だった。もう見終わった瞬間、自分も呪いにかけられたのかと思ったよ。ふふふ。
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