アイム・ノット・シリアルキラーのレビュー・感想・評価
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かなりの変化球
何となく『ゴールデンボーイ』(観ても読んでもいないけど)のイメージを持っていたが、どんどん想定から外れていくストーリーに思春期のカオスな心情がマッチしていて、思っていた以上にまとまっていた。ただしあのデザイン造形はちょっといただけなかった。
『ジェーン・ドゥの解剖』でもそうだったが、葬儀屋さんは解剖もする(こちらは解剖医なのかはよくわからない)のは珍しくないのか。単なるエンバーミングの一環としてなのか…。ピンクのは防腐剤? 妙に細かいディテールが気になる。
クリストファー・ロイドは、BTTFの時が老けすぎだったようで、今作では本当のおじいちゃんになっていた。
ん?!
シリアルキラーの文言に惹かれ鑑賞。
取り合えず サイコパスは出てこないし
タイトルの「I Am Not a Serial Killer」は、お隣の爺さんの心の叫びって所かな。
何だか 設定とか…全てにおいて中途半端で、最後のシーンは “んんッ?!?!” って感じです。
え?そういう作品?! って少々呆気にとられました(笑)
主役の男の子は、綺麗でした!
言われてみれば確かにタイトル通り
雰囲気と設定にミスリードされたと言うか…
"愛のため…"
なるほど、切ないね。
しかし、ソシオパス要素や周りの人間関係、環境があまり生かされてない気がする。
好きだけど惜しい。
鬱屈した青春モノかと思ったらホラーかよ
臓物がいっぱい出てくるのでPG12
遺体の防腐処理もする葬儀屋の息子は高校生。
ミステリーかと思ったら人外のホラー。
眠たい
ノースカロライナ州クレイトン、田舎町
アイム・ノット・シリアルキラー
死体や殺人に異常な関心を示す少年が、
近所で起きた連続殺人事件の解決に乗り出し、
殺人鬼と対決する異色の青春サスペンス・ホラー。
全篇16ミリフィルム撮影で独特の粗い映像と田舎の素朴な風景が、
独特な世界観を醸し出しています。
ソシオパスvsシリアルキラーというサイコスリラーかと思ったら、
全く違うジャンルで終わってました。
基本的に事件の捜査に警察が介入しなくて、
ジョンの視点だけで進むので途中が退屈でした。
犯人がどうも人間離れした存在のように見えてきたころから、
犯人が怪物なのか、
それともジョンの空想オチで実際はジョンが手を下しているかと思っていたら、
そのまんまだったので、
もっと現実味のある終わり方の方が良かった。
想像をはるかに超える結末でした。
近年稀に見るオチの酷さで賞。
『ソシオパスvsシリアルキラー』という題材はユニークなのに、肝心の主人公がまるでソシオパスでないので、そもそもこの映画の醍醐味が成り立たない。
主人公が何故殺人や死体に興味を持つのかが掘り下げられず(母親の仕事が死体清掃だからという感じでもないし)、複雑な家庭環境という設定は活かされないならそもそも不要。クリストファー・ロイドとの死闘にそのぶん力を入れて欲しかった。
…と、ここまで書いておきながら、ソシオパスキャラの確立が成されて殺人者との死闘もスリル満点だったならこの作品は良かったのか?と問われると確固たるノーを述べたいし、『エイリアン爆☆誕』とサブタイトルをつけたくなる衝撃と粗末が同居したエンディングはこの映画をB級のみならずZ級まで蹴落とす。オー、ファック!
互いの存在を知りながらも目的は双方分からないまま探り合い進んでいく展開はスリルがあったし、クリストファー・ロイドの咆哮もなかなか秀逸だったけれど、ここまでオチが転落すると最後は何だったんだという気持ちしか残らない。重油には何の意味が…回収してくれ…。
眠し…。
ソシオパスの少年の心理もよくわからないし家族関係も半端な描き方だから物語の関連性も薄れちゃって全体的に消化不良な仕上がり。
殺人犯も何だかよくわからないし。この話なら今に始まったわけではなく過去も関連事件があってよいものだけどそんなん一切ないし。
ホラーなんだかサイコなんだか、なんとも半端な出来上がりでした。
この奥さんがいちばんかわいそうかも。
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