「一世一代の大博打」エンド・オブ・トンネル M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
一世一代の大博打
銀行強盗を画策する輩の裏をかいて大金を横取りしようとする一連の描写は比較的淡々としている。あらゆることが失敗に終わって万事休すかと思われた最後に、主人公が一世一代の大博打に打って出る。ややご都合主義な感じがしなくもないが、序盤のさりげない描写が実は重要な伏線になっており、ラストでそれがちゃんと回収されるのでストレスがない。アルゼンチン・スペイン合作でいわゆるハリウッド系の超大作ではないが、ハラハラドキドキの佳作だと思う。
コメントする