劇場公開日 2017年4月8日

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「オムニバス映画も大好き!」ブルーハーツが聴こえる まつこさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5オムニバス映画も大好き!

2017年4月14日
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「ブルーハーツが聴こえる」は6人の監督がブルーハーツの楽曲をそれぞれの解釈で作った短編映画のオムニバス作品!オムニバスっていいんだよね…色んな監督の作品が一挙に観れてお得感があるから笑。

一発目の飯塚健監督の「ハンマー」、大爆笑だった!尾野真千子×角田晃広×伊藤沙莉、を撮る飯塚監督めっちゃ最高だよ面白いよ〜涙。飯塚健監督は、「大人ドロップ」の時は、?と思ったけど、山田孝之の深夜ドラマ「REPLAY&DESTROY」で一気に好きになって、今回の「ハンマー」も超爆笑だった、ただひたすら笑った。あのキャストだからこの笑いが成立したというのもあるし。人ってこんなに簡単に笑っちゃうの??ってぐらい簡単に爆笑が生まれるから凄い。もっと観たい、監督の笑える作品。
三発目の「ラブレター」も良かった。ストーリー的には普通かもしれないし山本舞香ちゃんもそこまでだけど、斎藤工がすんごくいい。こういうイケてないのとかB級系のノリとか昔の役者風の雰囲気とかさ、これだよ斎藤工が1番輝くのは(あくまで主観)。いい男が演じる三枚目って素晴らしいね。成功しないパターンもあるけど、それが成功した瞬間私の中の文化遺産になるよ笑。カッコいいとかいい男とか飛び越して見てて気持ちがいい笑。こういう作品にバンバン出られたら好きになってしまう((((;゚Д゚)))))))
それぞれの作品良かったけど、最後の李相日監督「1001のバイオリン」は群を抜いてた…てか個人的に昔から大好きな監督というのもあるけどまじでよかったー。「怒り」に続いて三浦貴大が出てたのもほんと私得過ぎた。ジワジワどんどん好きになる俳優だよ。
映画とかドラマの作品に、時事問題とかを取り入れるのを嫌う意見もよく聞くけど、どんな作品でも媒体でも、結局作ってるのが人間なんだから、その人のその時の思いとか感情とか解釈とか気持ちとか考え方とか言いたい事とか入り込むの当たり前だよなーと私は思ってしまう。そこが万人に受け入れられるかは別として、ロボットが作ってるわけじゃないんだから、そこが魅力のひとつなんだから、と。

まぁそれでもつまらない映画はつまらないしつまらないものはボロクソに言っちゃうけど((((;゚Д゚)))))))笑

来週末以降も毎週毎週楽しみな映画が公開だ…なるべく見逃さないように観ていこう。

まつこ