劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!のレビュー・感想・評価
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ファン必見。
かなり私的な事情がだらだらと書かれていますので、ご了承ください。
土曜の昼下がり、上映初日に鑑賞するべく劇場へ。待ち受けていた現実は「チケット売り切れ」。高速道路と有料駐車場まで使ったのに、お目当の映画が観られないなんて…絶望の淵にいた自分でしたが、「あきらめるな!」と何処からか声が聞こえたような気がしたようなしなかったような。
すぐさまもう一つの上映館のチケット状況を確認すると残席ありとの表示が!距離的にも時間的にも間に合うと踏み、すぐさま移動。この選択が僕に最高の映画体験をもたらしてくれるとは、この時は微塵も思っていなかったのでした。
客席を埋め尽くすたくさんの親子たち。思えばここ数年ウルトラマンの映画を見るときというのは、上映時間と時期の関係か、席はガラガラでなおかつ大人の観客しかいないという環境でした。子どもたちで賑わう観客席を新鮮に感じつつも、すごく安心したのでした。
そしてこの環境が本当に良かった!例えば劇中、満を辞してウルトラセブンことモロボシ・ダンが出てくるのですが、子どもたちが口々に
「セブンだ…!」
と言うんですよ。なんで知ってるんだとつっこみたくなったのですが、孫ほども年が離れた子どもたちからも一目置かれているセブンさん、さすがです。
極め付けはSSPがウルトラマンへの応援を投げかけるシーン。
「ウルトラマン、がんばれー!」
なんて、ヒーローショーでは当たり前の光景ですが、映画で入れるのはかなりリスクが高い演出。いないはずの観客に登場人物が語りかけるという演出はデッドプールならまだしも、他の作品ではなかなかないものです。しかしそれが、SSPという最適な素材を活用することによって、実に自然な演出になったのです(これだけでSSPのみんなは本作のMVP!)。僕の隣の隣に座っていた男の子が、しっかりと叫んでくれましたよ。「がんばれー!」って。サイコーじゃないですか!
もう一つ。私が鑑賞した劇場はちょうど一年前に前作の劇場版ウルトラマンXを鑑賞した劇場なのですが、本作に出てくるウルトラマンXと大空大地が、まさに前作のエンディングでデザストロを追いかけに宇宙へ向かったXと大地そのものだったのです。一年も経った今、同じ場所で、前作の続きを観ているというタイムスリップ感(うまく言えない)がなんだかとっても嬉しくて。Xのストーリーは続いているんだよって言われたような気がしたんですよね。
変な話ですが、チケットが売り切れてくれていたおかげで、劇場を移動したおかげで楽しさが割り増しで観られたような気がします。
最後に。オーブの面白さって、キャラクターが唯一無二の存在であるということが大いに関係していると思うのです。ガイさんもジャグラーはもちろんですが、やっぱりSSPの3人がいてこそのオーブなんだって、本当に思いました。大好きなキャラクターに会いに行ける、オーブファンにとっては最高の作品だと思います。オーブファンよ、黙っていけ。早く行け!
面白かった。
子供と一緒に見ました。
ウルトラマンxは全部見たわけではありませんが、十分楽しめます。
(オーブは全部見ていました。)
個人的にはハリケーンスラッシュにもう少し活躍して欲しかったですね。
でも、オールドファンも楽しめます。
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