「パズマニアデビル」ビニー 信じる男 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
パズマニアデビル
80~90年代に活躍した実在のボクサー、ビニー・パジェンサが交通事故により首を骨折した後、復帰を果たした実際の話。
ストーリーは88年のWBCスーパーライト級タイトルマッチから事故を経て94年まで。
事実にドラマ性が強いから充分といえばそれまでだけど、余計な脚色は少なく再現番組をみているような印象。
ただ、実際には途中であったはずの試合がなかった様に感じる流れで、より劇的にみせたい感じはする。
ボクシングに詳しくない人には取り上げられている対戦相手の凄さはわからないだろうし、詳しい人には「あれ?」という感じがあるだろうし、効果は如何なものか…。
知っているとイマイチ衝撃的な出来事は少ない感じだけど、テンポが良くて弛みもなく最後まで楽しめた。
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