破裏拳ポリマーのレビュー・感想・評価
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タツノコヒーロー 実写化で甦る?
アニメ放映世代の私には非常にカルタシス溢れる作品であった、子供心に記憶に残るポリマーの実写化は多くの意味で残念であった。まず、溝端淳平だが体全体のバランスが悪い。彼は少し顔と体のバランスも悪く足も長くない。その為スーツを身につけた時のかっこよさが半減している。身体は大分絞ったみたいだが腹は割れてないし上半身の筋肉は足りない。明日のジョーの山ピー見習えよ。また、アクションでは、はや回しが活かされてなく迫力が足りない。一方で細かい設定やストーリー自体は原作にほぼ忠実で監督のオマージュがひしひしと感じられるのだが。ただねぇ、若い刑事が乗るクラッシックカーがわナンバーじゃあかんだろ。初っぱなから興醒め。脚本はまあ、悪くはない。ただなあメインであるアクションシーンの撮り方が良くなく、迫力がない。止める、流すのスピードが一定でテンポやスピード感が足りない。カンフー映画見直しなさい。まあ、柳ゆり菜と原幹恵の、グラマナスな容姿には目がついつい(笑)にしても、何故青ポリマー爆死?訳がわからん。がラストバトルはCG含めまあ、楽しめた。あといくつか改善されればなあ、と言ういみで残念な作品でした。
まあ下を見れば………
シナリオだけなら☆2ってとこかな
スーツがかっこいいから+☆1
中ボス、ラスボスのデザイン気に入らないから☆-0.5
うーん最初の量産型スーツの所までは好きかもって思ったんだが中盤以降が雑すぎてわくわくしない………最終決戦ってこう臨場感あるもんじゃねーといけねーんでねぇの?
あと所々趣味の悪い感じ、キモいお色気とか、女スーツは露出が無きゃとか、強敵キャラは黒ければ燃えるんだろ?とか言う感じが寒い、王道がどうして面白いのかはアウトレイジとかグレンラガン見て学んで下さい
まあもっと酷いのならいくらでもあるから見れなくは無いかな
うーん、消化不良
自分たちの憧れた「破裏拳ポリマー」は拳法と変身(転身)だったけど、この作品に転身はない。
最後にそれっぽいところがでるが、転身しながら敵を追い詰めるあのポリマーの姿は無い。
ポリマーは拳法とポリマーマシンあってこそだと思う。今のCGならポリマーマシンを描くのも簡単だと思うのだけど…
期待していたタイトルだけど、残念な作品。
ズレ
興味本位で鑑賞。
子供番組のノリとノウハウがそのままで、ある意味安定してる。
アクションは、流石に肉弾戦が主になると見えて趣向をこらしてある。
1対1が主ではあるが、それ以外でアクションに参加してない人たちの棒立ち感や、訳わかりません感が目立ち過ぎる…。
これが常に突きつけられてる現状なのだと思うと、やるせない感に苛まれる。
溝端氏より、山本氏にポリマーをやってみて欲しかったかなあ…。
原さんが、なんか静も動もハマってて良かったなあ…。
意外と悪くない
原作むちゃくちゃカッコ良かったって印象があるの。でもなんでかキャシャーンほどは売れてなかったのかな。
実写化はほぼ期待しないで観に行ったんだよね。オープニング後のアクションシーンがしょぼくて「駄作の匂いしかしない」と思ったんだけど、そこから意外と悪くないよ。
山田裕貴がすごい効いてる。狂言回し的なところもあって、説明する台詞が多いんだけど、うまい演技で言うから気にならない。
柳ゆり菜も良かった。このキャラクター可愛いから、誰がやってもそこそこ良いのかも知れないけど。
溝端淳平はもうちょっと鍛えてムキムキにした方が良かったんじゃないと思ったけど、それでいいのかな。
格闘シーンは鍛えてない俳優さん達がやるから、ちょっと迫力は足りてないの。「武田梨奈よんでよ」と思った。それでも観れる。さすが坂本浩一監督。
全体に話はまとまってたし、安心して観てられて、車なんかの小道具は原作当時の雰囲気でまとめたりして、けっこう面白いよ。
物語がヒドい…
予告篇を観ると…
① 「戦う相手がいかに危険で強大か」
② 「ポリマーシステムがどれだけ危険なものか」
③ 「ポリマーシステムを盗んだ意図」
④ 「俳優陣の体技のスゴさ」
この4点が分からないので
そのあたりに注意をしながら観ていると…
浮かび上がるのは「物語に倫理性がない」という
深刻な事態…
①については、「ポリマースーツは誰が盗んだんだ?」という
ことなんだけれど…予想の範囲を全く出ない
「犯人=内通者」という展開にゲンナリ…
②については、「ポリマースーツが悪用されたら…」という
ことが知りたかったんだけれど…
序盤で説明がされないうえに、後出しジャンケンのように
新しい機能が登場してくるのにガッカリ…
それも、世界を支配できる強大な力を持ち合わせている
というわけではない…
最後の最後に今まで出てこなかった機能が後付けで
登場したときにはもう眠気が…
③については、「何のために犯人はポリマースーツを盗んだのか」
ということなのだけれど、まあベタに「カネ」目当てですよね…
意外性ゼロ…
「何日以内に取り返さないと世界が崩壊する」みたいな
タイムリミットがないからハラハラ感もゼロ
④については、カット割りが細かすぎるうえに
肝心の必殺技はオールCG処理で俳優の体技が見えない…
これで「アクション」がウリなんて笑止千万甚だしいな
というのが正直な感想です…
※ ちなみに、映画のカット数を個人の趣味で数えているのですが
この映画のカット数は、「2315」カットで
1カットは平均して約2.7秒という計算になります…
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2」より少し少ない
ぐらいの数字。
「ワイルド・スピード ICEBREAK)が
1カット平均3秒なのでやっぱりカットが細かすぎますね…
でも、一番ダメなのは
「テロを防止するためにポリマースーツを取り戻す」という物語が
「家族同士の遺恨の果し合い」にすり替えられて矮小化されているというところ。
血税はたいて開発した秘密兵器を使って
家族喧嘩を展開するというシナリオには閉口…
そして、この喧嘩の結末は…
まさかの「悪役が全員自決」という
「アクションは一体何だったんだ!」と突っ込まざるをえない
そして、悪役の父娘のうちの「娘」が自決した後
父が放った台詞は…
「私のために死ねるなんて彼女も幸せだろう…」
「美しい死に様だった」
戦前の大日本帝国の思想じゃあるまいし…
娘が死んで、こんな言葉を吐き捨てる親いねえだろ!
その他にも…
「税金をバラまいて私立探偵を買収する警察」
「私立探偵に失態を尻拭いさせる警察」などの
警察の描写がヒドすぎ…
こんなんで、ちょっとだけセクシー路線見せられても
イライラが募るばっかり…
(ちなみに、セクシー要素はかなり少ないです)
登場人物やカットにムダが多すぎるし…
物語には「倫理」が欠如しているので
子供の教育には悪いです
ボロカスになってしまってすみません…
この映画は「面白い」とか「つまらない」のレベルではなく
「他人に見せちゃダメな作品」だなと感じてしまいました…
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