「懐かしさを最低限崩さず映像化されてました」破裏拳ポリマー eigatama41さんの映画レビュー(感想・評価)
懐かしさを最低限崩さず映像化されてました
昭和40年代、漫画を既に実写された仮面ライダーやキカイダーと違い、タツノコプロのアニメは、どこかアメリカンな部分もありシャープでカッコ良かったんですよね。
主人公のビジュアルも全身スーツを流れるようなデザインと色使いが特徴なので、邦画での実写は予算的にも技術的にも難しい。
数年前のキャシャーンがもっとも頑張ってましたが、あのヘルメットを被るシーンはなく・・・残念でした。
ハリウッドのスパイダーマンは、映像技術の革新で漫画よりよりシャープにカッコよくなってますが・・・
日本の実写は、確実にロボット的なイメージになってしまう^^;;
今回もロボットアーマー的になってはいましたが、登場人物のキャラも、主人公の相棒のズッコケ頑張り具合に、ヒロインや適役女性キャラも昭和少年の脳裏に残る”月亭可朝”さんの名曲を思い起こさせるショットの連発(笑)で、決め台詞もオリジナルをリスペクトして作られてましたよ。
アイアンマンとコンセプト的には似てても・・・
比べてしまうと少年野球とメジャーリーグくらいの差はあるものの・・・
昭和なオヤジには、今時の仮面ライダーと比べるとかなり楽しめた作品でした。
☆3.8
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