「モノトーンからのグラデーション」ロスト・エモーション パンダマンさんの映画レビュー(感想・評価)
モノトーンからのグラデーション
感情を持つと病を患ったとされる世界で、同じ境遇に立つ男女二人が恋に落ちるものの、上手いこと噛み合わなく歯痒い思いをするお話。
モノトーンの建物に服装が、感情の持たない世界とマッチしていて美しい。後半に差し掛かるにつれて、主人公の服装の変化など色彩が増えていく描写があり、それぞれの心情を表しているように思えた。
主役のお二人の凛とした表情から徐々に感情が漏れ出る有り様が印象的な映画です。
コメントする