「事実の迫力に圧倒される」残されし大地 こばりんさんの映画レビュー(感想・評価)
事実の迫力に圧倒される
とり残されたペットの犬・猫のための避難区域に残って生活する人、避難解除後に戻る為に生活準備を始める人、戻れない理由を話す人・・・一人一人が現実と静かに闘っている。その重さに打ちのめされそう。
それらのことが、ナレーション無しで映画は進んで行く。ナレーション有りでは味わえない、迫力を感じる。一人一人の言葉の重さを、より際立たせている。
テレビのドキュメント番組でのナレーションが、感情誘導型でいかにつまらない(あるいは無駄な)ものかを痛感した。
コメントする