ワイルド わたしの中の獣のレビュー・感想・評価
全10件を表示
狼との恋を観たかったのに
現代社会でストレスを抱えた女性が壊れて行く話だった。 狼は一つのきっかけなだけで、出番も少なく、そちらに期待して観るとがっかり。 主人公の女性はある意味ワイルドになりましたけど。
画面から漂う獣の臭いに嫌悪感
古来日本でも、たとえば狐に憑かれたとか、いわゆる「気が触れた」怪奇話はある。この映画も、見方によってはそんな類だ。僕が感じるのは、人と狼の愛でもなければ、野生に還る純真さでもない。思考を捨てて感情のままに生き、生肉を食らいつき、ところ構わず脱糞するような、理性の放棄でしかない。 この女優がスレンダーな裸体を晒すからせいぜい鑑賞に堪えれるのだ。だらしのない体型の汚ギャルが、まったく同じ演技をしたらどうだ?吐き気さえもよおし、とても気持ち悪くて見ていられないはず。
新しい形の愛を受け入れる準備はできている。
かなり衝撃的な内容。自分の中のあらゆる感覚が覆された作品でした。 衝撃的であっても、決して下品にならず、どこかに日常を匂わせつつ未知なる愛を見せていく。そして、常軌を逸した行動を取った自分を、全く後悔したいない満ち足りた顔にこちらも安堵する。彼女の野生に惹かれていく気持ち、実は共感できる部分もあると言ったら引かれるだろうか?
全10件を表示