「展開が早いけど的を射ていた」ReLIFE リライフ an7さんの映画レビュー(感想・評価)
展開が早いけど的を射ていた
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原作の大ファンで、
そこまで期待はせずに鑑賞。
小野屋の立場や先輩の死に方など、
細かい設定の違いが気になってしまいました…
小野屋に関しては、岡崎紗絵ちゃんが適役だと思ったから、設定が違ってもったいない(・・;)
その他、大神と狩生の進展の早さ、日代が被験者だと明かされる演出がとてもあっさりで、淡々と過ぎていってしまったという印象でした。
個人的には、大神・狩生カップルの雰囲気が好きでした♡ 高杉くんの演技、クセがなくて自然ですごくいい。
*内容に関して*
リライフを通して、自他共に成長する様子がしっかりと描かれていました。それはもちろん、監督者である夜明了も含めて。
海崎の言葉1つ1つが私の胸に響いて、今しかない今がどれほど大切なのかに気づかされました。
17歳と27歳。その10年間の差が、台詞から歴然としていました。海崎は落ちこぼれに見えるけど、やはり積み重ねた10年は嘘をつかないといいますか…
私以外にも、励まされた人は多くいると思います。
海崎と日代の関係は、やはり切ない。けれど、2人は出会うべくして出会い、思い出は残らないけれど、大切な“感情”をそれぞれの心に残すことができたと思います。
実際にリライフをすることはできないけれど、映画「ReLIFE」は見た人の背中をそっと押してくれる、そんな作品になっていたと思います。
『頑張ることを諦めるな』
『今を大切に』
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