「変えるのは自分ではなく、環境なのかも」ReLIFE リライフ やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
変えるのは自分ではなく、環境なのかも
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自分、おっさんですが、中川大志さん好きかもしれません。
喜怒哀楽の表情に引き込まれてしまいます。
なので、彼が演じる役がハッピーエンドを迎えると、嬉しくなります。
この映画はSF設定ですが、どちらかと言えばシンプルな作品だと思います。
ユーモアを交えつつなので、重くなり過ぎていません。
1年間の高校生活を終えた中川さん演じる海崎、被験前とは表情が違います。やる気に満ち溢れています。
さて、彼は変わったのでしょうか?
周りの人達から見れば、彼は変わった様に映るでしょう。
でも、彼自身の根っこの部分は変わって無いように感じます。
違う環境を経験することで、自分の良さ、魅力に気付き、伸ばすことが出来たのだと思います。
そういった意味では、より自分らしくなれたのだと思います。
(これを世間では、変わったと言うのでしょうが・・・)
また、クラスメイト達も外の世界から来た海崎に接することで、色々なことに気付かされます。若い彼らの場合は、成長とよべるでしょう。
自分を変える。これは大変な事だと思います。
でも、ちょっと視点を変えてみて、違う環境に身を置いたら自分の良さを発揮できるのでは。
SF設定のこの映画ほど環境を変えるのは、無理かもしれません。けど、少しの変化でも何かに気付く事が出来るのかも。
そんな事を考えさせてくれた映画でした。
自分はこの映画、テーマのはっきりした良い作品だと感じました。
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