「悲痛なラブストーリー」彼方から 花火さんの映画レビュー(感想・評価)
悲痛なラブストーリー
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一足先にレインボー・リールにて鑑賞。タイトルにラブストーリーと記したものの、劇中で愛が交わることはない。
ベネズエラの乾いた空気をフィルムに定着させながら、アルフレド・カストロとルイス・シルバの視線設計を徹底した作品。題材として同性愛を扱ってはいるものの、例えば『アデル、ブルーは熱い色』などとは異なり、穏やかでありながら冷静に、そしてどこまでも丁寧な演出で隅々まで彩られている。
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