「ありきたりなハラハラ感。追いつめられた強盗達の運命は。」バンクラッシュ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ありきたりなハラハラ感。追いつめられた強盗達の運命は。
【賛否両論チェック】
賛:運命のいたずらで、銀行に立てこもらざるを得なくなった強盗犯達が、なんとか活路を見出だそうと奔走する姿が、緊張感満載で描かれていく。
否:取り立てて斬新な展開はなく、ありきたり感は否めないか。
完璧な計画だったはずの強盗事件が、天災によって頓挫し、絶体絶命の状況に追い込まれてしまった主人公達。そこへ政府関係者の陰謀も絡んできて、事態はさらに予期せぬ方向へと進んでいくのが印象的です。
ただ強いていうと、悪い意味で華に欠けるというか、本当に強盗事件をただただ観ているようで、特段意表を突かれるようなストーリーではないのが難点でしょうか。
とはいえ、ハラハラすることは必至ですので、気になった方は是非。
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