オトトキのレビュー・感想・評価
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初めて爽やかだと思った(笑)
ライブハウスのシーン良いですね!
とても爽やかで。
今までは、とにかく格好良くて、セクシーなイメージが強かったが、メンバー同士が本当に仲良しだし、のびのびとしていて 楽しそうで 幸せそうで…
見ているこっちまで幸せな気分になり、思わず泣きそうになってしまった。
再結成して本当に良かったなぁ( ̄^ ̄゜)
活動休止の時はとにかくショックで、解散の時はそれ以上で、トラウマになりそうだった。
再結成した今でも、あの時の虚無感の様なものは消えない。
是非もう一度、それを塗り替えられるような伝説を築いて欲しいと思う!
大きなプロジェクト
THEYELLOWMONKEY再集結の一年間を追ったドキュメンタリー映画です。
『TYMS PROJECT(イエモンの再集結プロジェクト)』という、とてつもなく大きなプロジェクトについてメンバーのインタビューも交えながら淡々と撮られています。
・ただ再集結したからOKという風にはしたくないという想い
・よりバンドを良くしていくためにメンバーとスタッフが手探り状態で試行錯誤している姿
・その中でプライベートでの大きな出来事
や多忙なスケジュールによる体調や気持ちの変化の中でプロとしてステージに立ち続けること
・そしてTHEYELLOWMONKEYは家族であり、これからもその関係は続いていくこと
がざっくりとした流れかと思います。
最初の代々木(再集結一発目のライブ)の舞台裏はかなり緊張感が立ち込めているのが伝わってきますが、
最後の方になると、だいぶなごやかな楽屋になっているのがわかるので、
そういったところでも1年間の変化の程がみてとれると思います。
メンバー個人のプライベート写真(家族写真)や、かなり昔のライブ映像も観ることができるので、ファンの方はそれ目的で観るのも楽しいでしょう。
そしてメンバーのインタビューを聞いていると、全員メンバー想いなことが伝わってきます。とある場面でヒーセがメンバーをハグするのですが、なんて心があたたかいんだろうと自然と涙がでてきました。
きっと特別ファンでなくても、観たあとはメンバーのこと好きになると思います。
個人的に印象的なシーンは、
横浜アリーナでロビンがステージから降りて客席の隙間を歌いながら歩くシーン。
無数の手が歓迎している一方、どんどん暗い奥の方に進んでいく姿は、何かを掴みにいっているのか、それとも何かから逃れたいのか、そんな風に感じて考えていました。
あとロビンの声が出なくなったCDJの裏側も撮られています。
メンバーの心配している様子や観客への気遣い(ここのエマの立ち振舞いが素晴らしい)、スタッフや関係者の緊迫した様子など、観ているとこちらもその場にいるような気持ちになります。
なんでこのタイミングで?と思わずにはいられないですが、これもまた運命だし、きっとこれからもこのバンドは素晴らしい出来事も大変な出来事も待ち受けているでしょう。
でもその出来事すべてがメンバーを刺激させ、更なる高みへとバンドが成長していくんだろうし、これからもずっと応援していきたいとこの映画を観たことでより強く思いました。
虚飾のない、リアルなドキュメント映画でした。
ファン目線でのレビューしかできませんが、
内容は比較的シンプルです。
再集結までのトラブルや紆余曲折のシーン等とか
そういうのはなく、
ただただ、再集結が決まってから、とその後の
彼らとスタッフ、ファンのドキュメントです。
途中、メンバーの親族が亡くなった時のシーンがありますが
過剰なお涙頂戴ポイントがある訳でもなく、
ロッカーらしく、五十路の男性らしく受けとめて
仕事に、前に進んでる様子がカメラに収められてました。
ロビンさんがLIVE中声が出なくなるシーンがあります。
ファンは心配やとまどいの声をあげつつも最終的に
「待ってる」と声をあげていました。
あの場面で『真摯なミュージシャンにはそれにふさわしいファンがつくものだ』とつくづく感じました。
作品中の大きな波はその二つですが、
アニーさんがお父様の死を隠してステージにのぞんだ姿も
ロビンさんが苦しそうにしている様子も
淡々とうつされています。
まさに現実の、リアルなドキュメントでした。
エンディング曲も名曲で、じんわりと心に沁みます。
ファンで良かったと再認識させてくれる素敵な映画だと思いました。
来年のイエローモンキーの活動は
現時点(このレビュー作成時点)では白紙だそうです。
次はどうくるんだろうな、どうなるんだろうな、
ていつまでたっても思わせる所が
このバンドのニクい所であり、愛すべき所でもあります。
そんな白紙の未来へ「続く」、までがおさめられた作品だと
私は感じました。
余談ですが、最後の方のシーンの
イエローモンキーの曲に耳を傾ける猫ちゃんが可愛いです。
-0.5のマイナス評価は、パッケージを見て、ポップでドカーンな楽しさやエロイ絡みを期待してた方の期待を少々外す事になるだろうな。という事だけです(苦笑)
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