「単なるファン向けではない普遍的な人間賛歌」オトトキ ぽわみさんの映画レビュー(感想・評価)
単なるファン向けではない普遍的な人間賛歌
これはとある2004年に解散を発表したロックバンドの再集結の1年を淡々と追った作品
なのだが、監督の編集が秀逸!!!
端的にいうとロックを職業にした男達の生き様が冷静にフィルムに収められている。
THE YELLOW MONKEYは様式美であるグラムロック、UKロック、ヘビメタなどを吉井和哉の歌謡曲を愛する才能で融合させ
唯一無二のロックンロールに高めたと私は考えている。
(私自身は正直信者並みに愛しているバンドではある)
そんなカリスマ性のあるステージングの裏には
等身大の平均年齢50歳の男達のリアルがこの作品には刻まれている。
ぜひ、劇場に足を運んでみてください。
そして、あなたなりの何かを得てほしいです。
オトトキはそんな作品であると思う。
最後に流れる新曲Horizonも歌詞に注目してほしい。
コメントする