「突き抜ける開放感と、踊り続けたくなるリズム。 イスラエル人ミュージ...」JUNUN Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
突き抜ける開放感と、踊り続けたくなるリズム。 イスラエル人ミュージ...
突き抜ける開放感と、踊り続けたくなるリズム。
イスラエル人ミュージシャンのシャイ・ベン・ツールがインドにて現地ミュージシャンと録音したアルバム「Junun」を制作を追った作品、来日間近のレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドも参加しているとあって、場内は賑わっていた。
よし見るぞっ!ていう場内の雰囲気に気分も上がり、大音量上映のライブさながらの臨場感も相まって、すっかりインド音楽に魅了されてしまった。
トイレもシャワーもないスタジオで、なぜかたまに電気も来ない。ごろ寝したり電気待ったり、鳩を追い払ったり、ノリノリだったり、快適じゃないはずの空間なのに当たり前のように音楽に身を委ねるミュージシャン達、音楽だけがそこにある。
インド人を良く知る知人が、インド人は馬鹿正直と言っていた事に妙に納得しつつ、大好きだった人が言った、インドは仕事は無いけど凄くいいよ!を思い出した。
インドと言えば娯楽としての映画の位置付けが高いのですが、近隣諸国でも盛んに見られているのは、この国民性が音楽やダンスに反映され、突き抜けた楽しさを感じるからなのかもしれません。
コメントする