「治る確率7割」あなたのママになるために kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
治る確率7割
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乳がん検査を受けるマグダ(クルス)。切除という言葉を聞くと不安になるが、少年サッカーをしている息子ダニ(テオ・プラネル)がいるおかげで心が晴れる。アルトゥーロに出会ってからは親身になり励ますのだが、自分も8人に1人の乳がんに・・・治る確率は7割だ。
夫は若い女と旅行に出かけたきりの別居状態。マグダはアルトゥーロと互いに慰め合ううちに家族同然となり、愛を育んでゆく。夏が過ぎ新年を迎えると、今度はがんが転移して余命6か月だとフリアン医師(エチュアンディア)に宣告され、落ち込む暇もなくアルトゥーロとの間に子を宿すマグダ。なんとか9か月だけ生きて子を産む決意をする・・・
一方のフリアンはロシアの少女を養女に迎えようとしていたが、結局は妻との離婚で叶わぬことになる。そのナターシャという5歳の娘の写真と映像が映画全体を通して登場する。産んだ直後に死亡したマグダ。生まれた子はもちろんナターシャと名付けられる・・・悲しい内容ではあるけど、前向きな姿勢が男たちすべてをも明るく変え、勇気をもらえる作品だ。ちょっと現実には無理っぽいけど・・・
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