「恐ろしや公安警察」弁護人 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
恐ろしや公安警察
大変見応えがあった。(2回目)
前半の成り上がり映画のコメディっぽさから一転、
ラストは胸熱の人権ドラマだった。
ノ・ムヒョン大統領がモデルらしいが、
こんな熱い弁護士が後に大統領になるって素晴らしい!
と思ってからのノ・ムヒョン大統領の最期を知るととても
悲しくなる。
タクシー運転手の光州事件めそうだけど、
軍事政権下の公安警察は恐ろしい。
まさに白も黒と言えば黒。の世界。
公安幹部が表情から台詞から態度まで、
何かれ何まで腹立たしかった。
軍医はあの後どうなったかスゴい気になるが、
知らない方が良い世界なのかもしれない。
公安にも天罰が下って欲しい。
新聞記者との友情、強い相手に昔の喧嘩相手と手を組む
みたいな展開が熱かった。
軍医が来て海外記者も来て、さぁ逆転だ!の展開から
大どんでん返しは映画的には好きだったが、
事実だとすれば恐ろし過ぎた。
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