劇場公開日 2016年11月12日

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「国家VS弁護士」弁護人 フリントさんの映画レビュー(感想・評価)

国家VS弁護士

2017年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

多くの顔をもつソン・ガンホですが、
今回はなんと猫のマネをします。
後半の弁護中の表情とのギャップが素晴らしいですね。
韓国の俳優はなぜこんなにも演技レベルが高いのだろうか・・・

ストーリーはよくある弁護士モノだったが、人権とは当たり前に有るものではないと再確認できた。国家の敵と認定されることで知ってしまう、国の残酷で狂暴な素顔。
国は誰のモノで誰のためにあるのか、改めて考えさせられるテーマでした。

この映画を見ていなければまったく知らない出来事だった、韓国の歴史の1ページ。知識として純粋に知れてよかった。

余談ですが、劇中機動隊のガスマスクと服装が映画「殺されたミンジュ」のそれと酷似していた、あれはオマージュだったのだろうか、それとも史実同様の装備だったのか

劇中セリフより

「古い借りは、口と足で返しな」

恩の有る人にはお金で恩返しよりも何度も会って会話したほうが感謝が伝わる。ってことですかね

フリント