劇場公開日 2017年5月5日

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ノー・エスケープ 自由への国境のレビュー・感想・評価

全62件中、61~62件目を表示

3.5リアルなサバイバル劇

2017年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロンとその息子ホナス・キュアロンがタッグを組んで製作された本作では、砂漠を舞台にメキシコ不法移民たちと彼らを排除しようとする男との間でのサバイバル劇が心臓バクバクもののテンションで展開する。
トランプ大統領がアメリカとメキシコの国境に壁を建設すると宣言しているが、この作品で描かれた不法移民たちがあっさりと国境を越えている様を見ると、その「壁」発言の背景が理解出来る。
だが、この「壁」発言は強いナショナリズムと不寛容さに裏打ちされていると思う。
本作には、このナショナリズムと不寛容さを象徴するような初老の男が登場する。
彼は“相棒”とも呼ぶべき忠実な飼い犬と共に国境を不法に越えてきた移民を容赦なく駆逐していく。
その行動は倫理観に基づくというより、彼の憂さ晴らし、または“悪趣味”のように見える。
スペイン語の原題は砂漠を意味するが、舞台となっている砂漠の荒涼さがそこで繰り広げられるサバイバルの緊迫度を上げ、移民たちや彼らを追い詰める男のプロフィールをはじめとした説明的要素、過剰な展開や演出、そして台詞も極力削除して、水のない砂漠のように乾いたタッチでリアルにドラマが展開されていく。
砂漠というソリッド・シチュエーションで手に汗握るリアルなドラマを88分という上映時間に収めた本作は、ホナス・キュアロンの初監督作品とのことだが、父アルフォンソ・キュアロンと共に今後どのような映画を作っていくのか、この“親子鷹”に注目したい。

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玉川上水の亀

3.5恐怖と興奮が止まらない88分!

2017年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

アメリカへ不法入国しようとする人々の恐怖と究極のサバイバルを描いた映画。
トランプ大統領の「国境の壁」で一躍有名になったアメリカとメキシコの国境が映画の舞台である。
その国境地帯で不法入国しようとした人々が、ライフルで武装して凶暴な犬を連れた殺人鬼に命を狙われる。
殺人鬼は人殺しを楽しんでいるだけ。
逃げる不法入国する人々は武器を持たずただ逃げるだけ。
一方的な殺戮が繰り広げられる。
政治的なメッセージではなく、まるで「エイリアン(1979年作品)」を砂漠を舞台に置き換えたホラー映画でした。

ほぼ全てがクライマックスです。
しかも恐怖と興奮が止まりませんでした。

映画com.の試写会にて鑑賞。

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zzz
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