ノー・エスケープ 自由への国境のレビュー・感想・評価
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なんというか全く飾りっ気のないシンプルなストーリー。結末もまぁシン...
なんというか全く飾りっ気のないシンプルなストーリー。結末もまぁシンプルと言うばシンプル。
ストーリー中に変な恋愛やロマンスを挿入しなかったのは好感が持てる。結末もなんか物足りない。唯一、犬の殺したところだけはスッキリ!※私は本来犬や動物が好きなのですが、この物語中での犬は殺人犬ということで、ご勘弁!
単調
何かの映画の予告で観て、面白そうだぞ!と楽しみにしてたけど、とても単調だった。
密入国しようとしたら姿の見えない誰かに命を狙われるなんてスゴく怖そうだし、思いつきそうで思いつかない設定てまスゴく面白そうだったのに、淡々と殺されて行き逃げるだけというとても単調な作品だった。
もっと策を練って逃げるとか、反撃したりしないんだ…と思ってしまった。
一番怖かったのは犬が信号弾を喰らう所だったかな…
時節柄、政治的なメッセージがあるのかと思ったら、単なるアクション映画でした。ひねりがなさすぎ。
映画館でみました。
国境の山岳・砂漠地帯を越えてアメリカに不法入国しようとするメキシコ人主人公と、不法入国者を狩って射殺することを生きがいにしているアメリカ人とその飼犬による追跡劇。
情け容赦ない虐殺シーンまでは面白かったけど、あとはシンプルなストーリー。
予想どおりの展開。
時節柄、政治的なメッセージがあるのかと思ったら、単なるアクション映画でした。
ひねりがなさすぎて、ちょっとね。
執拗
原題は「砂漠」ですね。
警備が薄いからあんな砂漠を通るのか。
もちろんあの執拗なまでに不法移民を追う男は
今のアメリカを表しているわけで、
基本スペイン語、英語の字幕に<>がついてて、
メキシコ目線で描かれている。
不法入国は不法なんだけど、
意義を持たず殺しまくるのは現在の状況と一緒か。
にしても、どんだけ腕のいいスナイパーなんだ。
「疲れないのかよ」って、正にターミネーター。
大事なところでちょいちょいミスる主人公。
最後まで男が甦ってくるのではないかとどきどきした。
逃げられない。
父親の作品の着想が実は息子の砂漠モノだったというのに驚く。
緊迫感焦燥感孤独感モリモリのサバイバルスリラーは手に汗を
かきっぱなしで怖い怖い。そもそもハンターがどこから狙って
いるのか犬がどこまで追いかけてくるか分からない。密入国者
を根こそぎ狙い撃ちする白人親父がトランプ砲のように思えて
なんてタイムリーな公開なのよ(日本では)と震える。そもそも
不法入国がいけないのだが後を絶たない事情もそれなりにある。
まさかのトラック故障であそこまで逃げ惑うことの恐ろしさと
息子に逢いたい父親の思いが凝縮されたぬいぐるみ!の使い方
に笑えるシーンがあるも、緊迫感が先行して息ができない作品。
(これで強制送還されたら元も子もありません。無事を祈ります)
悪役が似合い過ぎるジェフリー・ディーン・モーガン
確かにこれは、スラッシャー映画の枠組みを上手く転化した秀作。ドラマらしい場面をほとんど省きながら、逃走と追跡で人物像を組み上げるのも見事。だだっ広い砂漠と岩山を、場面によって組合わせる環境設計も面白い。
不法入国問題は描かれない
移民の問題なんかも描かれているかと思っていましたが、そんなことはなくただただ気の狂ったアメリカ人が入国者を殺していく話。
ただめちゃくちゃ怖くて手に汗握る。最初の広い砂漠地帯での殺戮ショーが圧巻。どういう状況か分からずに逃げ惑う人々が印象的であった。
エピローグもなくただただ不気味であった。
女を助ける為に囮になり、見事に逃げ勝ち戻ってくる主人公が素敵。犬だけ特筆するのもおかしいが、気の毒。
国際問題の根深さ
近年、貧しい国や危険な国から他国への移民や不法移民が増えている。これはアメリカとメキシコの間の話だけではなく、全世界で起きていることだ。
移民はより安全で豊かな生活を目指して国境を越えようとする。受け入れる側は今の生活を崩されまいと反対する。これが今の国際問題だ。
そんな状況をサバイバルアクションで上手く表していると思った。
狩る側の人間も、移民によって仕事が減ったり、犯罪率が上がったりするのを恐れる人間なのだろう。(移民を撃ちまくっていい理由にはならないがw)
ただ今作の舞台は本編通して砂漠だけだw90分という長さでも後半は少し飽きてしまっている自分がいた。
音楽の使い方や雰囲気が「ゼロ・グラビティ」に似ていた。緊迫感が半端ではなかった。
「自由の国」の絶望
砂漠版ドント・ブリーズという宣伝文句の通り、息つく間もない緊迫の88分!マン・ハントを娯しむ白人オヤジとシェパード犬の狂気が怖くて、そして惨めでした。様々な理由がありアメリカへの国境を越えたメキシコ人達を次々に狩っていく、このオヤジが「自由の国へようこそ!」とニヤつきながら発した言葉には、背筋が凍るほどゾッとします。クライマックスの巨大な岩場での追いかけっこは、ハラハラしつつも面白くて、くまのぬいぐるみの演出もクスっとさせられるし、緊張と弛緩のバランスがとても上手な映画でした。始まりと終わりの映像は凄まじく美しくて、原題の「砂漠」というタイトルが、最初は日の出と共に、最後は夕暮れの後の星空にと浮かび上がるところに、本作のテーマの普遍性を現しているように感じられます。主演のガエル・ガルシア・ベルナルさんの演技も素晴らしくて、ダビド・シルバ似のお顔立ちも大好物でした。どんな狂犬でも、人間喰ってても、犬さん死ぬところは可哀想と思ってしまうので、犬好きな方にはオススメしませんが、今、映画館で観るべき一本だと思います!
不気味な静寂がリアル。狩る者と狩われる者との死闘。
【賛否両論チェック】
賛:追う者と追われる者との緊迫な命のやり取りを、余計な演出を加えずにリアルに描いているのが印象的。最後までハラハラさせられる。
否:雰囲気自体はかなり静かに淡々と進むので、人によっては眠くなるかも。
イメージとしては、「ハンティング・パーク」をよりリアルにした感じでしょうか。家族のためにアメリカを目指す主人公を始め、様々な理由から越境を図ろうとする人々に対し、容赦なく銃弾を浴びせる狂信的な男。双方からの視点を淡々と描くことで、今まさに目の前にある恐怖を、肌で感じることが出来ます。
変にBGMなんかで緊迫感を煽らないのも、よりリアルな空気を醸し出す良いアクセントになっています。逆に言うと、かなり静かな雰囲気で話が進むので、気をつけないと眠くなってしまうかも知れません。
グロいシーンも結構ありますので、大丈夫であればチェックしてみて下さい。
ずっとハラハラドキドキ
予告も見ず事前情報も全くない状態で観に行って予想してない内容で驚きました
不法入国がテーマくらいしか知らなくて、感動のヒューマンドラマと思ってたら大間違い!!
内容を知ってたら観なかったですね...
でも映画が退屈というわけでなく、中だるみもなくずっと緊張感が続くのは本当にすごかったです
好みが別れる映画なんでしょうね
アメリカ人が何でそこまでするのかっていう動機がよくわからなかったけど、とにかくあの緊張感が観ていてしんどいくらいでした
目をつけられるとね。。。
いやですね。
キチガイに目をつけられると、
凄く迷惑します。
ほとんど、人間関係のアレコレには触れず、
追うもの追われるもののチェイス。
このチェイスに、人間の関係性の変化も一緒に演出しちゃう監督さんがいますが、
本当に尊敬します。
この作品は、そこまでじゃないです。
ただ、飽きずに最後まで観れました。
忠犬トラッカー
メキシコからアメリカへ不法入国するトラックが荒野で故障し、15人が国境の有刺鉄線をくぐり抜け、誰にも見つからないように砂漠を突っ走る。そこに待ち受けるのが「ここは俺の国だ!」とメキシコ人を一人一人ライフルで銃殺していく異常な愛国者。彼の相棒の忠犬トラッカーが嗅覚と足で主人を助け、荒野を逃げるしかない主人公たちをとことん追い詰め、一人また一人と殺していく。
…という、この監督の父親の作品「ゼロ・グラビティ」を連想させるシンプルなストーリーは、米国とメキシコの国境に壁を作るというトランプの愚策により、恐らく2015年の制作当時より大きな意味を持ってしまった。でも手に汗握るスリリングな映画としても、かなり楽しめる。
リアル鬼ごっこ+犬
皆様のレビューを見るとイマイチの評価が多いが、私は好評価。思想も宗教もないスナイパーが獲物を狙うさまは、まさに狂気なので誰も抑えられず、ある意味合法でやりたい放題(ではないかな)。相手の思想が分からない逃亡者の恐怖感が伝わり、1時間半という小尺も良かったです。スピルバーグの「激突」っぽい。良品です。
某アプリ利用中の予告PRでですが…(本文に続く)
(タイトルからの続き)メキシコからアメリカに跨(また)がる、モハーベ砂漠地帯を舞台にして撮影されたようですが、相手事国境警備隊も厭な職場だったらしいので、その #frustration (フラストレーション‥苛立(いらだ)ち)が、更に悲劇に拍車を懸けてる様ですよ。
ただリアリティ性も、少々高め(実際はアメリカ大陸縦断鉄道の高速貨物に飛び乗ってのスーシャイドダイブ(自殺覚悟での飛び乗り)なので)ですから…これは、某国の国境警備に関する行政を批判したものでは無い!ので‥早期の全国上映を御願いしたいですね‥。
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