雨女のレビュー・感想・評価
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4DX専用映画として公開されている本作。 上映時間が映画としては大...
4DX専用映画として公開されている本作。
上映時間が映画としては大変短い(35分)が、ホラーは「世にも奇妙な物語」や「トリハダ」など限られた時間でもキラリと光る話が比較的作りやすいので、そこはあまり気にならず。
むしろ手掛けるのが呪怨ビデオシリーズを頂点に作品の評価が低くなっている(と個人的に思う)清水崇監督というのが不安だった。
実際見てみたが、水などの特殊効果は「まあちょっと濡れた」程度だったので、もう少し派手でもいい気がした。
というかホラーと4DXは相性良くない気がする。
画面に釘付けにさせてなんぼなので、水や空気、座席の動きが観客の集中力を阻害して結果的に迫力が削がれそうだ。
肝心の映画は、はっきり言って駄作。
「幼少期の想い出なのかよく分からない光景が夢に出てきて悩まされる主人公が、母の命日を機に遭遇する恐怖」
これだけだと比較的まともな気がするだけに、掘り下げがなくとても残念だ。
怖くないシーンを繰り返し使ったり、伏線と見せかけて特に意味のない親子など無駄に時間を食っている。
それに成長した胎児?か何かが全然怖くないのが絶望的。
最近のホラー邦画だと「残穢」はストーリーがよく練られていたり、外れホラー「のぞきめ」も一応民俗・風習をそれなりに取り入れているのでまだマシ。もっと日本人を怖がらせるストーリーを考えてほしい。
「人々を容赦なく死に導く呪いの家」を生んだ清水監督ならできると思うが…。ぜひこの低評価を覆す良作を期待したい。
ちなみに、ポスターのセンスは凄く好きです。
予告編で出し過ぎ
ホラーシーンの95%は予告で出してしまったんじゃないかという映画
本編見ても「予告編で見たやつ」しか見れない感じ
上映時間が短いやつは予告編も短くしなきゃなんでしょうかねぇ…
ストーリーもまぁ酷い。突っ込み所満載なタイプ。
結局、雨女が妖怪とかじゃなくて…みたいな。
近年の呪怨で、伽椰子がオマケで俊雄が本体…みたいな感じにされちゃいましたけど、まさにそんな感じ。
雨女…とタイトルなんだし、恐怖はまさにそこに集中する普通の方が良いですね
この「どうだ!?意外だろ!?」みたいのに少し飽き始めてきています。
意外というか「え…まさかつまらない最悪の展開になるの?」ていう恐怖映画なんでしょうか。
衝撃の…とくになにもないラスト。
「時間切れで上映できなかった?」てくらいショボい。
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