「極限の恐怖の中にある、確かで悲しい物語。」雨女 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
極限の恐怖の中にある、確かで悲しい物語。
【賛否両論チェック】
賛:4DX特有の、極上の恐怖体験を堪能出来る。意外にもしっかりとした背景が描かれているのもステキ。上映時間も短いので、アトラクション感覚で楽しめる。
否:4DXなので、急に驚かせるシーンの恐怖が倍増しているため、本当に苦手な人には絶対に不向き。
さすが4DX用に作られた映画だけあって、展開と演出の具合が絶妙です。降り注ぐ雨は勿論のこと、滴り落ちる血や踏み切りの緊迫感等々、これでもかという恐怖体験に翻弄されること請け合いです(笑)。
ただそれとは別に、謎めいた恐怖の正体は、意外にもしっかりとした背景があって、短い中にも和製ホラー特有の悲哀をしっかりと感じることも出来るのが印象的です。
上映時間も40分とかなり短めなので、怖いのが苦手な方もアトラクション感覚で、是非体感してみて下さい。
コメントする