ゼーガペインADPのレビュー・感想・評価
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良かったのでは?
ゼーガは小学生くらいに見て、話にはついていけなかったけど、ラストの内容になんとなく心を掴まれました。そして、高校生になって一気見したら、なんてよくできた話なんだろって感動して以来、大ファンです。
今回の映画は、ループものな事を利用して過去のカット8割くらいを使い、キョウが一度消えてしまった頃を描いた作品でした。
TV版では、過去にキョウとシズノが恋人関係にあり、そこが描かれてたのですが、沈んでいるシズノにキョウがキスするくらいで、もっとねっとり恋人していたと思っていたので、うーんって感じでした。また、ラストの月面での作戦ですが、防衛戦に近いもので、敵からの脅威は去ったが味方の被害も甚大といった感じで、TV版のラストでガルズオルムの月面基地をぶっ壊したのを見た後なので、10年越しにみたい内容ではありませんでした。
不満点ばかり書きましたが、TV版のラストがスッキリ終わっていたので、新エンドを書いてどっちらけるよりも今回のように過去を堀り下げる事で矛盾も少なく腑に落ちたので良かったと思います。何より、10年後越しにゼーガが動いているところを見れてとても良かったです。
んー、微妙。
まず、「君の名は」を先週劇場で見てしまったこともあり単純な絵のクオリティの違いに目を慣らすのが少し大変だった。作画のレベルが「君の名は」に比べるとどうしても低く感じてしまう。まぁ、そもそも絵が評価されるタイプのアニメじゃないのでいいでしょう。
しかし、キョウがテレビシリーズで二兎を追って結局カミナギを選んだ?的なエンドだったところを実は三兎追ってましたは本当にいらないと思う。
テレビシリーズですでに描いたキョウとシズノの会話シーン、当時から違和感あったけどもやり直したら違和感が倍増。微妙にセリフは変わっていたが、結局納得しがたい。
時が戻るタイミングのメドレースイミングシーン、3回見せられると飽きる。キョウのテンションが常に一緒で違いが全く見えない。
1番がっかりしたのはラスト、テレビシリーズのオープニングに繋がるオチなのはぜんぜん良いけど、爆発エンドでいいでしょ、プールの場面は明らかに蛇足。「ADP」のない「ゼーガペイン」のタイトルがバーンと出たとこがすっごく気持ちよかっただけにプールのシーンはずっとだるかった。
結論
エピソード0じゃなくてゼーガペイン 破が見たかったです。あと、未来の記憶とかありかよ。
10年目にして、明かされる物語。
感想を一言で言えば「なんとなくモヤモヤする」です。
私は、ゼーガペインの世界観を新しい解釈で構築しなおした、
いわゆる総集編・・・ だと思っていたら、新キャラ登場やらエピ
ソード追加など全く別のお話になっていて実はTV版のプロローグ
でした、という結末に。
そのストーリーの展開が駆け足で、場面もコロコロ変わるので
イマイチ物語が繋がっていないように感じます。
みんなの浴衣カットは必要だったのか? う~ん・・・
正直、少し拍子抜けな感じでした。
期待値が高かった分、余計に。
ただTV版製作に関わったスタッフさんで、既に他界された方々の
名前がまとめてクレジットされていました。
最後の最後で目が潤みました。
それも含めて、TV版第1話から再び観返してみたくなったので、
全部が悪いという訳でもなく。
「十年ひと昔」なんてよく耳にしますが、舞浜でのイベント・
BD-BOX発売・そしてADPで一区切りになるのかなぁ?
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