「音楽の素晴らしさとスラムの現実」ストリート・オーケストラ ふじさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽の素晴らしさとスラムの現実
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プロ奏者を目指すもなかなかうまくいかず、とりあえず仲間から紹介してもらった仕事であるスラムの子供達の楽器の先生の仕事を始める主人公。
全くやる気の見えない子どもたちに相手に奮闘するが、子どもたちと触れ合う中でスラムの中での彼らの酷い暮らし、まさに夢も希望もないような暮らしを知っていき、この仕事に真摯に取り組み始める。
それぞれが自分のパートを全うしないと成り立たない合奏。その中でこれまで目標も何もなかった子どもたちが本気で打ち込み始める姿と、その上達に感動しました。
後半でとても辛い事件が起きます。どちらかというと感動よりも、スラムの辛い現実が浮き出る作品だと思いますが、見て良かったと素直に思える映画でした。
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