「痛快なゾンビコメディ!」ゾンビーワールドへようこそ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0痛快なゾンビコメディ!

2021年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 オープニングはとある研究所でゾンビが生まれ、ウィルスが拡散してしまうという笑えるエピソード。

 本編は不人気のボーイスカウトで今年も入隊者がいなかった・・・と、実ははげをカツラでごまかすドリー・パートン好きのロジャース隊長から始まり、早く童貞を捨てたがっているカーターと、ちょっと真面目なベンとオギー。ゾンビ化した鹿をはねてしまったベンだったが、偶然通りかかったカーターの姉ケンドルたちにパーティに誘われるのだった。実はベンはそのケンドルに恋心を抱いていた・・・

 ストリップパブでウェイトレスとして働くデニース(セーラ・デュモント)と知り合い、その後3人はゾンビ退治に大活躍する。この珍道中が最高に楽しい。走るゾンビもいればノロいゾンビもいる中で、逃れて保安官事務所に逃げ込み、4人一緒になって戦うが、途中、午前3時に空爆を行うという情報が入る・・・残り2時間、彼らは姉たちがいるパーティ会場へ向かい救おうと奮闘することになる。クライマックスの前にホームセンターで銃以外の武器を集めるなんてのも最高だ。

 どことなく『ポーキーズ』の雰囲気も漂う青春コメディ。笑いと恐怖のバランスがちょうどいい具合になってるんだろうな・・・また見たい。

kossy