「フルートソロが初心者には至難‼」ハルチカ アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
フルートソロが初心者には至難‼
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環奈ちゃんは「セーラー服と機関銃 -卒業-」より綺麗に撮れていました。佐藤勝利君も美形で釣り合っていました。入部する際にキスシーンに遭遇したのは何か新鮮でした。序盤ハルタを殴る蹴る姿は目高組組長を思わせました。先生は顧問を引き受ける際に後ろ姿で話していたので第一印象が悪く、自作曲でコンクールに挑むのは正気を疑いましたが、指導も好きになれませんでした。仲間が増えていく過程がテンポ良く爽快感がありましたが、元部長のエピソードとチカの挫折が長く感じバランスが悪い印象でした。帰ってきた部員たちはその他扱いで、全員が感情をぶちまけるシーンも引きで撮り、殆どアップで映る事がなく残念でした。部員が増えてチカは3rdフルートに落ち着くと思いましたが、フルートが他にいなくてソロを担当する事になり愕然としました。長い間誰もテンポを2倍にして練習したり顧問もメロディを口ずさんで教えたりしなくてやきもきしました。ホルンソロが印象深く、テーマ曲が気に入ったのでYouTubeで様々な学校が演奏したものを聴いてみると、多くの学校でフルートソロがうまくいかないのでやはり難しいのだと思いました。二人で分担してちゃんと聞かせる方が良いと思います。ラストは演出として面白いのでアリだと思いますし、失敗するとまたホルンソロから始まるのが楽しかったです。終わった後クラリネットの先輩にチカが「音楽って音を楽しむと書くんですよね‼」ってドヤ顔を決めたら、勿論ネタですが最後締まったと思います。内容は「青空エール」が上ですが、「ハルチカ」はオリジナル楽曲の存在が大きいです。
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