「原作ファン抜きにしても微妙な作品。」ハルチカ にこちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
原作ファン抜きにしても微妙な作品。
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原作ファンです。
思ったよりは恋愛要素が薄く観れました。
ハルタとチカは原作者発言から恋愛しない事は確定済で、映画の尺にあった新作を作って欲しいと要望を出したのは原作者ですが「ハルタとチカと草壁先生」が出ていれば、と言う条件付きだった筈で、その言葉から原作を読んでいれば「3人のキャラと相関図(チカ→草壁先生←ハルタの3角関係)」は崩さないで欲しいと言う意図の発言だったと思われます。
本編では宣伝やポスターより恋愛要素が薄いと感じましたが、あの話なら、寧ろハルチカを無理矢理くっつけるかのような演出は不要だった気がします。
単純に青春部活ムービーとして売るべきかと。
原作ファンからしたら、あの3角関係を壊す事自体怒り心頭です。
初野先生は社会的少数派(マイノリティ)表現の上手い方なので、ハルタの草壁先生への恋愛感情を消す事は差別に感じて非常に不愉快です。
因みに原作ファン的な感情を抜きにしても出来はツッコミどころばかりの映画です。
唐突に茶畑で踊り出した時は苦笑しかでませんでした。
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