「僕の中3とは違っていた。」14の夜 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
僕の中3とは違っていた。
中学3年生の夏休みは、そんなに女の子のことばっかり考えていただろうか。
とはいえ、映画のなかでも、女の子のことばっかり考えていたわけではなかった。
ヒエラルキーに悩むというのは、大人になってからもあるし、中学生にはかなり重いことではある。そこも描こうとした足立紳の意欲はかう。
行動の動機が、いまでいうヌードOKのグラビアアイドル「よくしまる今日子」のサイン会と、おっぱいを吸わせてくれるというイベント。
あまり共感できないところではある。そんなイベント、いかにもいかがわしい。
ただ、そこから始まるタカシ(犬飼直紀)の冒険がめっぽうおもしろい。
あの頃もいまも、中学3年生はもう少し進路のことを考えていると思うのだが。
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