「初めてのドキュメンタリーでしたがテレビ見てるみたいだった」FAKE tzneo2012さんの映画レビュー(感想・評価)
初めてのドキュメンタリーでしたがテレビ見てるみたいだった
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このゴーストライター問題ははじめは興味がなかったが、なぜだか神山氏著のペテン師と天才が評判の様だったので読んだところ、なるほどなるほどこういうことだったのかと感心させられた。
その後、テレビや雑誌で新垣氏がもてはやされていて、なんか興味が薄れていたが、ドキュメンタリー映画ができたとのことで、試写会の評判が良いので鑑賞してみた。
雑誌の取材で外国人記者から、ほんとに音楽を作れるのかというかなり厳しい質問を浴びせられ、答えられなくシーンが印象的だったが、後半、佐村河内氏が何年かぶりにキーボードを購入してそれを自ら弾いて、打ち込みをしながら、曲作りを行っていき、その完成した曲と共にエンドロールとなり、え、もうそんな時間がたったのかとびっくりさせられた。
森監督が最後に佐村河内氏に私に隠していることはないですかという質問をして、それに怯むシーンで終わっている。
結局、雑誌、TV、マスコミ、ライター、作曲家、誰がFAKEなのかを最後に突きつけられ、なにか後味の悪さを引きずって帰らされた気がする。
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