しあわせの灯る場所のレビュー・感想・評価
全3件を表示
【”陽気な心は一番の薬。”夢破れた元メジャーリーガーでアルコール中毒になった男が、スーパーで働くダウン症の少年と出会い、希望を取り戻してゆく姿を描いた作品。再後半は少し描き方が粗いです・・。】
■元メジャーリーガーのカルヴィンは、球団をクビになってから酒浸りの日々。
そのため、男手ひとつで育ててきた17歳の娘ケイティとの距離は広がる一方。
そんなある日、スーパーで働くダウン症の少年プロデュースとの出会いが、カルヴィンの人生に再び希望の火を灯すのだが、哀しき事故が起きてしまう。
◆感想
・ストーリーは分かりやすい。喪失から再生の映画の王道である。
・序盤のカルヴィンとプロデュースの出会いから、彼らが絆を築いていくところも良い。
・プロデュースが、カルヴィンがプロのスカウトから復帰の話を得た時に、彼が酷く酔っていたため彼の車の鍵を取ってしまうシーンも、後半の展開に繋げようとしたのだろう。
<惜しむらくは、終盤の展開である。
カルヴィンに酒を勧めなかった元同僚、ミルトンが妻の浮気の為酒酔い運転をして、プロデュースを撥ねてしまう件から、イキナリ時が過ぎたのだろうか、カルヴィンはプロチームの監督になっており、プロデュースはボールボーイになっている展開は、可なり粗い。
キチンとラストまで、瑕疵なく描いて欲しかったかな・・。>
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全3件を表示