第四の核のレビュー・感想・評価
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「知っている」設定にした方が・・・
ソ連スパイの陰謀を防ぐイギリス諜報員の活躍を描く物語。 1986年製作で、少し古さを感じさせるスパイ映画です。 ソ連内部の策動、イギリス情報部での混乱、そして防諜戦。設定やストーリー展開はしっかりとしていて、安心して鑑賞出来ました。 ただ、「淡々と」進行した印象です。核が絡む防諜戦の割りには、緊迫感や迫力に欠けていて、とても淡泊な印象を受けました。 核絡みであることをイギリス側が知らなかったから・・・なのでしょうね。「知っている」設定にした方が、映画的な面白さは増したかもしれません。
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時の流れに
いろいろと凝った映画ではあるが、30年以上も時間が過ぎると技法も古くなり平凡な作品になっています。今の映画に比べるとテンポが緩やかでイライラするでしょうが、78歳の私でさえそうですから。 悪い映画ではなりません。
政治の裏側
手柄をたてたい人、ただ自分の欲のためだけのひと、祖国を思うあまり冷静な判断のできない人、もはやその世界の緊張感が刺激となってはまりこんでしまう人、様々な思惑を背景に、今日の世界は成り立っている。 マイケルケインが、残念ながらマイケルケインにしか見えなかったのが、物足りなかった。
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