劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂(アイコン)とゴースト運命の瞬間(とき)のレビュー・感想・評価
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とても残念
マコトの父親に沢村一樹、アランの兄に木村了と、大物ゲストということで多少期待はしてたけどかなりガッカリでした。
60分しかないにしてももう少し話を詰められると思うし、むしろもっとシンプルにタケルメインの話でなぜタケルが特別でゴーストに選ばれたのか、もしくはこの時期だからこそTV本編で出来なかった親世代と仙人の関係(龍さんの研究のこと)など、やるべきことはいくらでもあったと思います。
この映画内の数々の謎も放置したままだし、そういう意味でとても残念な出来です。
せめて去年のドライブ映画くらいのものは見たかったです。
ただTV本編では1クール目で消えてしまった仏教テイストが、眼魂島やダークゴーストエクストリーマーのクジャク風のデザインに反映されてたかな…とは思いました。
大悟が変身するゼロゴーストなどはカッコよかったです。
諸田監督!格好良い画、撮るじゃないすか!!
今年で早くも生誕45周年、仮面ライダーシリーズ。
時は平成。単純ではいかなくなってきた世の中で子供達はどんなヒーロー番組で育てば良いのか、そんな中『平成ライダーシリーズ』が産まれた。
ヒーローが子供達に正義を教えるのではなく、子供達がヒーローと共に正義を探す時代が来たのだ。この世代で育ったのが私です。良い世代に産まれてよかった...!
だがしかし近年は描写の規制や玩具販促等にがんじがらめになり、本来の子供向けヒーロー番組のカタチに戻りつつあると思う。
さて劇場版の話だけれど、どうにもその「平成ライダーの変わりつつある部分」が足を引っ張ってる気がしてしまった。より子供達の「飽き」等を気にしなければと思っているのか、ドラマのテンポに間の演出が無いに等しい。
タケルと対になるアルゴス、深海兄妹と父親の因縁、タケルとアカリの約束、英雄達との交流、タケルの自己犠牲...やりたい要素はちゃんと描けば良いものに仕上がりそうなのに、詰め込み過ぎているのが原因なのかどれも描写不足で薄っぺらい。
特に一番描写しないといけないのは、アルゴスとタケルが似た道を辿りながら何故人を脅かす存在と人を守る存在という裏表の存在になったのか、2人の何が違うのか、そこだと思うのだけどなぁ...
それに加えダークネクロム。主人公サイドと同じ装備を使え(イグアナまで!)、キャラの濃い3人が変身する魅力的なキャラクターだと感じたが、もはやギチギチに詰め込まれたこの映画の中ではバックボーンもなにも描かれず、悲哀等も特に背負ってない単純で記号的な悪役で終わってしまったのが残念。
ただ諸田監督よ、あんたカッコ良いシーンたくさん撮れるじゃないか!戦闘シーンがめちゃカッコ良いよ!クライマックスのCGバトルもそうだが、冒頭のイグアナに載ったDネクロム達との戦いや、奇襲を受ける英雄達のシーンもケレン味溢れてたよ!!
ラストのタケルとアカリそれぞれ良い表情してましたねぇ!!(あそこは間の演出効いてて良かったZE)
なので星3.5あげたいと思った。とりあえず東映よ、パラダイスロストを越えるものをそろそろ作ってみろ!!
当時親父と2人でとんでもねぇ名作を観たと興奮した夏休みの思い出。あれを今の子供達にも体感して欲しい!!
あ、エグゼイド?結構好きよ
仮面ライダーの映画としては!
また、タケルが最期に死んで生き返る!映画です!何か、やり過ぎ感があります!
仮面ライダーの映画としては、良かったです!後、エグゼイドは、かなり仮面ライダーしてました!
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