「DCEUだからこそ。」ザ・フラッシュ カサ@アメコミさんの映画レビュー(感想・評価)
DCEUだからこそ。
私は原作にあたる「フラッシュポイント」が大好きで、アメコミで1番の作品だと思ってる。好きなポイントが「フラッシュが母ではく世界を選ぶ所」「ブルースがトマースからの手紙を受け取り泣く所」そして思い切った世界改変。アクアマンとワンダーウーマンが戦争してる・スーパーマンが囚われの身とか。
それを踏まえて今作はどこを取捨選択してるのか。
結果的には母ではなく世界を救うシーンのみ。まあ1番抑えてて欲しい所だしOK。にとどまらず、スーパーでのやり取りは大号泣モノ。アナザーフラッシュ然りエズラミラーの演技力がヤバすぎる。映像化したからこそ味わえる感動。母との思い出が沢山出来るシーンは無かったが、それでも抱きしめる行動に全てが詰まっている。ヤバすぎる。
そして映画だから出来ること。marvelにない良さでいうと惜しみなく他のヒーローを出す所、そして歴史あるからこそ観られたクロスオーバー。欲を言えばもっとノーラン版とか観たかった、泣。安いかもしれんがヒースジョーカー出たら死んでた。泣き死んでた。俺との思い出がリンクする。
日本の映画やマンガアニメには無い良さが今作に詰まってる。これぞアメコミ映画。なんだかんだ自分ではなく世界を救うヒーローイズムもあったし最高。
あ、書き忘れちゃいけない、自分との邂逅。他の世界線の自分とぶつかり認め合い愛し合うの最高。この辺もっと深掘りたい。
あとバットマンスーパーガール最高でした。最高だ!予告なんて観なくても良かった、それだったらもっと最高だろう