「スピード違反‼️サービス違反‼️違反キップで10点プラス‼️」ザ・フラッシュ 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
スピード違反‼️サービス違反‼️違反キップで10点プラス‼️
最近はタイムスリップするのも大変です‼️高速の速さを出さないといけないのですから‼️BTTFのデロリアンは140キロで良かったのですが・・・そのBTTFのテーマは "未来は自分で変えられる" だったと思うのですが、今回の「ザ・フラッシュ」のテーマは"いくら悲しくても現実を受け止めよう、そして前向きに行動しよう、その先には幸せが待っているはずだから" ということだと思います。ラストのバリー・アレンの決断にそんな想いが感じられました。今回のザフラッシュはバリーアレンの成長の物語‼️映画が始まってからは、ジャスティス・リーグのメンバーであるにもかかわらず、バットマンやワンダーウーマンの助けを借りて何とか活躍していました。この冒頭のアクションシーンは、バットマンのバットポッド、そしてフラッシュの赤ん坊救出作戦を含めてヒジョーに見応えがありました‼️しかし自分のミスで現実が変わってしまってからはバットマンとスーパーガールの協力の下、リーダーシップを発揮、強敵ゾッド将軍に立ち向かう・・・主演のエズラ・ミラーも二役を演じ分け、一人のキャラクターの中に潜む善と悪をうまく表現していたと思います。マイケル・キートンのバットマンも31年ぶりの再演とは思えない安定さ。サッシャ・カジェ演じるスーパーガールも危うさの中に力強さを感じられてヒジョーに魅力的‼️この一作だけではなく、彼女のスーパーガールをもっともっと見たいですね‼️DCの凄いところは、マイケル・キートンのバットマンみたいなレジェンドだけではなく、今回のスーパーガールみたいな新たな魅力的なキャラを登場させているところ‼️全てが懐古趣味に陥っている「スパイダーマン/ノーウェイホーム」のマーベルは見習うべきですね‼️劇中のパスタのミートソースをマルチバースに例えるウンチクじゃないですが、パスタがザ・フラッシュ、ミートソースがバットマンとスーパーガール、そしてチーズにあたるサプライズの数々‼️最近のDC映画の事情を考えるとワンダーウーマンやアクアマンの登場も充分サプライズと言えるのですが、今回のサプライズはマーベルとは比べ物にならない歴史を持つDC映画ならではのものでした。クリストファー・リーヴのスーパーマンとヘレン・スレイターのスーパーガールのツーショットに涙しないDC映画ファンがいるでしょうか。そして企画だけで消えてしまったティム・バートン版スーパーマンで主役を演じるはずだったニコラス・ケイジ。そして自らバットマン役を黒歴史と語っていたジョージ・クルーニー‼️数々の魅力的なDC映画キャラに囲まれ、既存のDCEUシリーズの終了と新たなDCUシリーズの出発を示唆した今回の「ザ・フラッシュ」‼️DC映画のみならずアメコミ映画の新たな傑作としてその名を刻んだのではないでしょうか⁉️
マーベルはスパイダーマンの儲けで天狗になっている感じがしますね。最近では客の方を向いてない。
二番煎じとはいえDCがマルチバースをやるのは今回が初なので丁寧に作っている印象を受けました。
全然世代ではありませんが、映画ファンとしてクリストファーリーブの登場は劇場で大口開けて喜びました!ニコラス・ケイジについては、主様のレビューで知ることが出来ました。ありがとうございます!
失礼します
詳細な解説、大変勉強になりました ちなみに、実際はスーパーマンとスーパーガールがtwoーshotになる作品はないのですよね?!
確認でお訊きしました
大変失礼しました