「スピードスター」ザ・フラッシュ つばめの戸締まりさんの映画レビュー(感想・評価)
スピードスター
早い段階から大絶賛が聞こえてきた本作。
トム・クルーズなどの信頼できる大物スターたちの絶賛でそれが本物だと確信に変わり期待値は限界を超えていました。
大傑作なんて言葉では収まりきらない歴史的な衝撃。
エズラ史上最高の演技に最高の個性派俳優だと思い知らされました。
ザ・フラッシュは、もともと2018年全米公開予定作品だったので、モンスター上司やスパイダーマンホームカミングの脚本を手掛けた監督たちが、一時期ザ・フラッシュの監督にも就任していたことがあるなどのこれまでの紆余曲折の経緯もほとんど把握しています。
最終的に監督に就任したアンディ・ムスキエティ。
彼はヒューマンドラマ映画やホラー映画の最高峰を創り出す新時代の監督としての地位を確固たるものにしました。
DCは、ホラー映画出身の優勝な監督たちばかりを起用して傑作を連発しています。
特に死霊館、インシディアス、ソウのジェームズ・ワン監督をアクアマンに、アナベル2、ライトオフのデイビッド・F・サンドバーグ監督をシャザム!に起用したことは大成功でした。
今回もその流れに乗っています。
今作でムスキエティは、アクションの真骨頂を見せ、ホラー以外にもアクション映画も撮れることを証明しました。
超人が多くダークでスペクタクル要素の強いDCは最高です。
ザ・フラッシュは、脇を固めるキートンなどのキャストの豪華さもあります。
数々の名作に匹敵する驚きのタイムスリップ超大作、マルチバース超大作。
何年も待った甲斐がある最高傑作です。
様々なジャンルを取り入れたハラハラドキドキする内容、アクション。
ニコラス・ケイジのスーパーマンやワンダーウーマンのカメオ出演ですごいテンションあがりました!!ラストのあの人も!!
沢山の人にハイパースピードで観てほしい!