アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ3のレビュー・感想・評価
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ルシファーは、報復の天使!
一般的にリベンジものってのは、加害者を懲らしめて、スッキリしたところで終わりってのがパターンだと思います。 実際、「2」は、内容がパワーアップした「1」の焼き直しみたいな感じで、舞台も人も異なる話でした。 でも、「3」には「1」の彼女が再登場し、事件のその後が描かれているので「1」の続編的な位置付けかな。
リベンジものは、やられた、やり返したの単純な展開なんで、ある意味フィクションとして割りきって楽しめるんだけど、実際、リベンジの行為事態は犯罪であり、「3」では彼女も法で裁かれる側にいるというリアルな展開になってます。まぁ、それはそれで楽しめるからいいんだけど。
【ネタバレ】
やっぱり、展開が変わったということで、雰囲気もガラリと変わっちゃいました。
それにしても、こんな内容が映画になるってことは、やっぱりレイプ犯罪は多いのかね。
そして、その犯罪が立証されることは少ない?処罰できない犯人が多いのかな。
リベンジが行われても、起こった事実は変わらない。そこに満足は生まれるんだろうか?
ただ、加害者がのうのうと普通に生活して、また被害者が出るかもしれないってのは、押さえきれないストレスにはなるだろうね。
この作品は、そこのところを深く追求した印象を受けました。 最後のどんでん返しも、なかなかリアルで良かったんじゃないの。
女イコライザー!!
初代の主人公の後日談を描き、女イコライザーとして殺意の衝動が抑えられなくなる様を描いています。特殊部隊員ばりの殺人技を見せる主人公がレイプ被害者救済のグループセラピーに通っている事に違和感を感じましたが、初めは他人の勧めだったがターゲットを探す為に通うようになったとすると納得です。レイプシーンがなく男たちへの過剰な制裁ばかりなので、もはや別映画になってしまいアイスピを名乗って良いのか分かりません。単に頭がおかしい殺人お姉さんの話なので、アイスピの続編でなければ平凡な評価だと思います。挑発的な演技と不遜な表情は良かったです。JKコスで甘えるシーンは萌えました。
あまりにもひどい目にあった故に
幻覚や幻聴の症状を示し、精神科患者さまレベルの主人公のアンジェラ。
セラピー仲間のマーラが殺されると復讐に走る。
警察もマークしてるのに無茶苦茶なさる。
物語の結末はストーリー間に挟まれるセラピストとの会話で序盤に見当付く人もいると思う。
ラストにひ弱かったアンジェラが完全にぶっ壊れた姿を見せた時には憐れみしか浮かばない。
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