「むごくて哀しい。1人の少女の復讐の物語。」監禁 レディ・ベンジェンス 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
むごくて哀しい。1人の少女の復讐の物語。
【賛否両論チェック】
賛:壮絶な体験を通して、少しずつ人間性を失い、復讐心に目覚めていく主人公の姿が、痛々しく描かれる。
否:殺害シーンや暴行シーンが多く、人によっては反吐が出るかも。世界観は好みが分かれそう。
拉致・監禁・暴行というむごすぎる事件に巻き込まれ、人間性をなくしている少女達の姿が、非常に痛々しく映ります。そんな中で、次第に復讐心に目覚めていく主人公もまた、儚くも壮絶に描かれていきます。雰囲気としては、「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ」シリーズに近いものがあるでしょうか。
ただ、やはり何というか、
「警察は・・・?」
なんてツッコんでしまうと、興ざめしてしまう感が否めません。その辺りは、好みが分かれそうなところでしょうか。
いずれにしても、大衆向けの作品ではありませんので、気になった方は観てみて下さい。
コメントする